ちよ 2019-04-23 11:32:36 |
通報 |
ちよを紹介します。
名前:ちよ(本名は不明)
性別:女
年齢:不明(見た目からすると11歳ぐらい)
容姿:肌は白く、長くて青い髪をツインテールにして、鈴に蝶の飾りが付いた青いリボンで結んでいる。真っ白な狐のお面を被り、蝶と花の柄が入っている紺の着物を着て、蝶の形をしている無地の水色の作り帯を腰に巻いている。青い鼻緒の下駄を履いている。
備考:ちよというのは、こちらの世界にいる皆に勝手に呼ばれているため本人もそう名乗っている。なんで、ちよなのかは、ちよ本人も分かっておらず、ただ、ちよと言われたら、自分のことだということは分かっている。
例として私(ちよ)と迷い込んだ人(中学生ぐらいの男の子)します。
気が付くと俺は一人鳥居の前に立っていた。鳥居の奥には、祭りをしているのか、屋台が並んでいる。
男の子)あれ、俺何でこんなとこに?どうやってここ来たっけ。
?)だぁれ?
誰かに呼ばれた気がして、振り向くと、狐の面を被った女の子が立っていた。狐の面の下の顔は見えず目だけが見えていた。だが、その目に光はなかった。なんと言うか虚ろな感じだった。
?)誰なの?
男の子)え、あ...あれ?名前なんだっけ?ごめん、思い出せないや。
?)そう。
女の子はそれだけ答えて、右手を俺に差し出す。
?)こちらの世界へようこそ。きっと貴方はあちらの世界で何かがあって、こちらの世界に来たの。別に死んだとか、殺されたとか、そんなんじゃないよ。生きてるから。生きたまま、こちらの世界は貴方を呼んだ...そして、貴方はここに来た。
男の子)どういうことだよ。言ってる意味が分かんねぇよ。
すると、女の子は俺の手を強く掴むと自分の方に引き寄せた。その時の女の子の手は、ひんやりと冷たかった。
?)もういいのよ。あちらの世界のことは、全部忘れて。貴方はこちらの世界に来たんだから。こちらの世界があちらの世界の人を呼ばない限り、人はここに迷い込まないもの。
男の子)そ、そうか。
俺は、そう答えた。何かを忘れているような、だけどわからない。俺の記憶は、鳥居の前に立っていた時からしかはっきりと覚えていない。
?)私、名前ないんだけど、みんなにちよって呼ばれているの。好きに呼んでいいよ。
男の子)じゃ、じゃあちよちゃん。
ちよ)うん。あなたにぴったりの着物とお面を用意してあげる。名前も付けてあげるよ。
ちよは男の子の手を引き、一つの部屋に連れて行った。ちよは、男の子を見て、着物の色や柄、帯の色を探している。
ちよ)はい、これがあなたの着る着物。自分で着れないなら手伝うよ。
男の子)じゃあ、帯を頼む。
男の子は、青に白い縦の線が入った、縞の着物を着た。帯は紺色でちよはきつくないかを聞きながら、強く結ぶ。
ちよ)おめんは、そうだなぁ。じゃあ、これつけて。
ちよが男の子に渡したのは黒い狐の面だった。
ちよ)ここの人たちは、皆お面を付けているからね。あとは、名前。もう決めているよ。貴方は、夜狐。
男の子は、お面を被り
夜狐)夜狐...
夜狐になった。
ちよ)どうかな。
夜狐)ありがとう、いい名前だよ。俺は夜狐だ。よろしくな、ちよちゃん。
ちよ)よろしくね。
ちよは夜狐と手をつなぐと、祭りへと奥へ足を運んだ。
こんなかんじです。予想より長くなってすみません。絡み方としては、鳥居の前に立ってる感じですね。では、こちらの世界に来たい人、待ってます。
トピック検索 |