反対の貴方 (非募集)

っわ、すっげ
(凶悪な笑顔と共に放たれた氷の魔術がキィンと耳障りな音を轟かせて魔物の一団を砕くのを脇目で見つつ、表情を引きつらせながら思ったことをそのまま口に出し。ぼやきながらも頭は忙しく働いており、同じ街中に現在拠点があるとはいえ、避けているのか避けられているのか会うことなど滅多にないのにこんなところでどうして、と割と考え込みやすい気質をこんなところで発揮していて。だが焼き払ったその後方から魔物の鳴き声が聞こえてくればふるふると思考を振り払うように首を振ってから相手の方を軽く見遣る。何かブツブツと思考に没頭するように呟いているし自分よりはましななんらかの解決策を見出せるだろうと先程までの葛藤をすぐに忘れて相手の方に一歩踏み出して。)
魔物の気配が薄いのはあっちだけど……
(軽く気配を探ったところ、他の場所よりはマシという程度だが気配が薄い方向がある。ありえない速度でどんどん増える気配に眉を寄せ不快そうにしながらも、するりと剣でその方向を指し示し、あっけらかんとした声で呟くように、あるいは提案するように声をかけて。流石にこの状況で一人で行動しようとするほど愚かではない、居心地は悪いが仕方ないと首を傾げ、伺うようにかるく貴方と目を合わせ)
どうする、一旦退くか？

(/そういうそっけない呼び方大好きです！！ぜひそんな感じの呼び方でお願いしますー！)