君との出会いは突然に

>藤澤さん

……っ、ご、ごめん。
(つり革に掴まったまま、きっとこんなにイライラしてしまうのは本当は彼女へではなく、寝坊をしてしまった自分へ対してなのかもしれない、と思えば段々と謝らなくてはいけない気持ちになり、こちらも小さく溜息をつき。
その矢先にボタンを押そうとした指先が触れ、驚きを隠せずに目を見開いていたが、気まずそうにふい、と視線を逸らして隣にいる相手に謝り。平静を装いながらもボタンを押し、バスから見える景色を見つめ、会社付近のバス停へ着き)


(/そうですね。りんごを落として拾うパターンもありますよね！楽しそうです。何回か落とすパターンがあって、「君はよく物を落とすね」「そっちこそなんでいつも私とぶつかるんですか」って言いながらも距離近付けていくのもほのぼのしそうです。
とりあえずまだ会社が同じだとはわからない設定で、バス降りたら一旦別れますか？合コンの自己紹介の時に知るというのも面白いかな、と。
あとはお好きに動かしても構いません。
本体会話ご負担でなければ、このまま相談しながら進めさせてください)