. 2018-12-07 23:18:18 |
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(手を引かれるがまま彼の部屋にはいると、仄かに彼の腕の中にいた時と同じ匂いが鼻を掠め。 己の行為を思い出し、自ら殿方に身を寄せるなどはしたない事をしてしまったと今更ながら後悔するが、相手が彼であるから寄り添いたくなったのだろう。だからこうして部屋に招かれても嫌な気は全く起きなかった。誘われるまま長椅子に座る相手の手を取り隣に腰掛けて。)
聴きたいことも、話したいことも、なんなりと。 私の口からで良ければ、いくらでもお話ししましょう。
(己の話なんぞ面白みも全くないが、彼のする話は今ままで聞いていても飽きず、王族らしさのなさが逆に興味を惹かれ。なぜ彼がそういう人間なのかも気になるし、もっと話を聞いてみたいと寄り添った隣の彼の顔を見上げ。)
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