草原のマグタール / 〆

草原のマグタール / 〆

.  2018-12-07 23:18:18 
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 黄金の光をたたえた 実り豊かな夕暮れ時
 起伏する地平の彼方から押し寄せる風が
 薄雪草の香を届け 馬頭琴の調べを響かせる




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  • No.2 by ミラ  2018-12-08 09:28:13 





名前:ミラ
年齢:18歳
性格:小国といえど一国の王族なので、容姿に劣らず凛々しく威厳のある風格。 静かにしていると話しかけにくさがあるが、口を開けば人当たりは良く、小国だからこそ国民との関わりも大事にしている、民との距離が近い王女。年相応とは遠い、大人顔負けの落ち着きがあり、それは民の前でも家族である王族の前でも同じで、弱っているところを他人に見せようとしない。公私混同はしないので、気を張りがち。甘味には目がない。
容姿:透き通るような瑠璃色の瞳を持ち、艶やかな黒髪は腰ほどまで。生まれつき黒みがかった手入れの行き届いた肌に、つり目で目鼻立ちもはっきりしている。嫁ぐ前は自国の王族が身にまとう、金の装飾のついた一枚の布を身に纏っている(サリーのようなもの)か、民と親しむ為と城下町で流行の踊り子に似た衣装を身につけることも。嫁いだ後はデールやウムドゥを。自室で一人の際は着慣れている自国の服を好んで着る。
備考:独自の装飾品や食文化を持つ小さいが活発な、マハトーラ公国の第5王女。今のところ自国の王女のなかで一番歳が下。 一番年下ではあるが、小さい頃から王政に触れていたお陰で教養はあり。細身の体に反し良く食べる。公の場では控えるが、自国では偶に女中に街で話題の甘味を買って来させ頬張っていたほど。体を動かすことが好きで、武や馬も嗜んでいる。此度の婚儀は儀式的なもので御国の為の外交的手段の一種と捉えていて、そこに恋愛感情は未だ芽生えていない。



(婚儀の席はさすが大国ともあり、己の国とは比べものにならないほど煌びやかで、また賑わいに満ちていた。 そんな宴も終わりを迎え、建物中が静けさで張り詰める中、女中の勧めで、婚儀で着ていた自国の正装から用意されていた比較的装飾の少ないものに着替え、今日この日から夫となった彼の部屋へ。 戸を叩き、一歩下がって戸が開くのを節目がちに待っていると、現れた彼の口から思いもよらぬ言葉が。 否定する理由もなかったので、言われるがままについて行き、冷たい風が頬を撫ぜ暫く馬に揺られていると、人気のない草原には己と彼のみ。 ちらり、と上に視線をやり彼の視線の先を見ると、この大国ではよく見かける移動式の住居。 同じように見つめていると、彼が口を開き紡いだ言葉は、‘王族’とは思えぬ言葉で。 )
…お気になさらずとも、お父上様の前では頭を垂れるので精一杯です。…どこかで放牧の経験でも?、
(驚きを隠せず、ぱち、とゆっくり瞬きをして、遠くの小屋を眺めている彼の横顔を見上げる。 ここまで碌に話もせず、というより2人きりという場面が今初めてということに気付き、会話も他愛もない事で、どうやら王族としてというより、砕けた空気にしてくれているようで、一息ついてから口を開き。 落ち着いた声で言葉を紡ぎ、今まで少し緊張していたのが解けたのか、柔らかい表情で疑問を投げかけ。)


( / まずはお相手を出来ること大変嬉しく思います…!、 拙い文になってしまいますが、どうぞ宜しくお願い致します。 そしてとても素敵なpfで心躍っております!、ロルテに続けること、承知しました。 もし今後良いシチュエーションが思い浮かべば進言致します。 また、もし主様の思い描く物語に沿わないような王女でしたら、相性というのもございますのでいつでも言っていただいて構いません。 王女のpfも添削あればなんなりと申し付けください。 最初に提示させていただいた簡易的なpfを軸に加えましたで、元が大きく変わることが無ければ出来る限り対応いたします。 )




  • No.3 by バヤル  2018-12-08 10:44:42 




羊を追い回したり馬の乳を搾ったのはもう随分と昔のことだ。そんなことをしていられる立場でもなくなってしまったから、こうして時々彼らの生活を羨む。それでもこんな立場でなかったらおまえに出会うことも出来なかった、あまり欲ばかり吐いてはばちが当たるな。
(今宵婚儀を終えたばかりの新婦を私室へ招いておきながら、あろうことかそのまま外へ連れ出すなどという礼を欠いたこの行為、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか。憂虞するまでもなかったようだ、暗がりの中で彼女の表情までは確認出来ずとも、その声音は柔らかく落ち着いており、この常識外れの作戦が功を奏してくれたことに胸の内で安堵する。嬉しさに任せてつい喋り過ぎてしまったが、まさかこれで嫌われやしないだろうか。それはそうと、もう春とはいえまだ夜間はひどく冷え込む。伸るか反るかの賭けではあったが目的は果たせた、風邪でもひかせてしまう前に暖かい場所へ帰してやるべきかと、くるりと馬の向きを変えさせて。)
そろそろ戻ろう、こんな所まで付き合わせて悪かった。身体が冷えたろ、帰ったら温かい茶でも淹れてやる。


(/プロフのご提出ありがとうございます!気品がありながら少女らしい愛らしさも備えた素敵な王女様に惚れ惚れしている次第です…!これはミラ様のために各地から甘いお菓子を取り寄せまくるしかなさそうですね!また諸々支障無いようで安心致しました。早速ロルテに続かせて頂きましたが、設定・展開共に何かご希望があればいつでもお伝え下さいませ!そして大変分かりづらくて申し訳ないのですが、今二人は婚礼の儀のため父王ダヤンの住む封国の都の宮殿に来ております。明日は折角ですので都をのんびり散策して、明後日にはバヤルの私領へミラ様をお連れしようかなと考えていたのですが如何でしょうか…?)



  • No.4 by ミラ  2018-12-08 16:19:14 





そうですか…、欲なんて皆持ち合わせているもの。 それに今聞いておりますのは私だけです。 妻として貴方様と共にいる以上、秘め事の一つや二つ、隠してみせましょう。
(縁談の申し込みは自国で結婚の出来る最初の年齢である齢18にすぐに舞い込んできて、儀の支度やら準備やらで落ち着かない日々を送っていて、草原の真ん中に立ち止まり遠くを見つめる時間など、物心ついた時からやっては来なかった。 それは己のやるべきことだから、と幼心にも思い王女として生きてきたが、自身の欲を密かに心に燃やす同じような立場の彼の言葉を、彼の腕の中で聞いていると、なんだか今までにない感覚が胸に灯り。 そんな自由な彼が羨ましく思ったと気付くのはもう少し後。 今はまだ知り得ない感覚だが、これから彼の妻として生きるのであればやるべきことは明確であることを口にし、きゅっと己の手を胸元で握り彼と同じ方向を見つめたまま返答を。)
貴方様と乗っていなかったら、もう少し肌寒く感じたでしょう。 …あの、…いえ、2日後には貴方様の領地ですね、とても楽しみです。
(二人で乗っている為体の距離は近く、体温をすぐに感じることが出来るので寒いとは感じなく。 ただ風が冷たいしむしろその冷たい風が当たっているのは彼の方なんじゃないかと思えば帰路についていることに安心し。 馬に揺られ宮殿に戻っている間、彼と眺めた景色を思い出した。 あんなにゆっくりとした時間は初めてで、またその景色を見たいと、そして他にも景色を見たい、彼なら色々知っているのではないかと好奇心で、また連れ出してほしい、と言いかけるが、公私の区別が己の中でつかず、言いかけたが一度口を噤み、違う話題を振って。 )


( / そんなに褒めていただけるとは背後としては嬉しい限りです!、きっと甘いお菓子見ると年相応の表情になるやもしれません…。 設定で一つ質問がありまして、バヤル様がミラに一目惚れをしていた、というのはいつ頃打ち明けられるのでしょう?、 背後個人的には、シリアスな展開もあると言うことだったので、そういった場面で打ち明けられより一層距離が縮まる…なんて妄想にふけっておりました。 あくまで妄想ですので悪しからず!、 そういった細かい設定を言ってくださるのは本当に有難いです。 のんびり散策、大歓迎です!、 それと追記ですが、一応ミラの身長の方は160cmくらいとさせていただきたいと思っています。 身長差に関してはあまり気にしないので、もし気になるようであれば調整致します。 )




  • No.5 by バヤル  2018-12-09 10:05:35 




頼もしいんだな、実に良い嫁を貰った。
──おれの屋敷なんか父上の宮殿に比べたら随分劣る、あまり期待しているときっとがっかりする羽目になるぞ。優れていることと言えば…そうだな、西の国境に近いからマハトーラからの品もよく入る。あれは小さい国だが装飾品の類は特に質が高い。東の絹の国で評判が良いらしくてな、あっという間に売れてしまうんだ。
(つとめて妻としての任を果たそうとする、自分よりもずっと大人びた彼女の態度には関心してしまう。心配したほど夜風の冷たさを苦に感じることはなかったらしく、その言葉に安堵しつつも、何か言いかけ口を噤んだ様子は少し気にかかり。まだ心には隔たりがあるらしい、当然仕方のないことだけれど。頼りがいのある言葉に反してその背中はこんなにも細く小さい。未だ成人して間もない娘が遠い異国の地へたった一人嫁ぎ、さぞ心細いことだろう。そうさせたのは他でもない自分自身ではあるが、だからこそ彼女の不安を取り除いてやる義務は己にあるのではないか。向かう先に見える都の灯りが少しずつ近づく中、話の内容は自領のことから彼女の母国へと移り、馬の脚をゆるめさせつつ声音を穏やかに語りかけ。)
調度品は母国の品で揃えてやろう。懐かしい物を見ていると心が安らぐものだ。


(/それはなんと可愛らしい…!バヤルがお菓子を買い集めるために私財を投げ打ってしまう未来が見えます…。ご質問についてですが、その点につきましてはこちらとしても大事な場面で告白させて頂きたいと思っておりました!ただ細かいところまではまだ考えきれていないため、後々様子を見つつそういった流れを作っていければと思います。身長の件も了解致しました、こちらも特に要望はありません。バヤルは175cm程で民族の中では比較的高い方とさせて頂きたく思います、勿論調整は可能です!また大変突然なのですが、実は私へたくそながら絵を描くのが趣味でして、もし宜しければ物語の途中に挿絵のような物を挟ませては頂けないでしょうか…?一度やってみたかった試みでして…勿論そういったものが苦手であればお断り頂いて構いませんので、ひとつご検討をお願い致します…!)



  • No.6 by ミラ  2018-12-09 21:55:57 





まだまだ未熟な箱入り娘でしかありません。
ええ、マハトーラに古くから伝わる伝統的な装飾品はとても美しいものばかりで。 時を経ても永く愛され続けるものです。 これもその一つ、私の為と、若い職人の方が特別に作ってくださったのです。
(己自身どういう者が良い嫁なのかは良く分からないが、妻として生きる為の教養は身につけてきた為形式上としての‘妻’の役目は明確で分かりやすいが、俗に言う良い妻というものに己が成れるかは不安を拭いきれず、困ったように笑みを浮かべ。 自国の事を褒められるとやはり嬉しいのか、柔らかい表情に。民達が一つ一つ丁寧に仕上げているところを見たことがあるからこそ、自信を持って良いものだと言えよう。 そういえば、と今付けているのもそうであったと気付くと、軽く手を添えて彼に見せようと顔を上げる。 その耳飾りは金の枠で囲われた瑠璃色が輝く涙型のもので、その色は己の瞳の色と良く似ていて、数少ない手持ちの装飾の一つであり。 )
お心遣い感謝致します。 …気を遣わせてしまいましたか?、
(ゆらりゆらりと馬に揺られ、街の灯りが見えてくると、美しさもあるが同時にこの時間の終わりを迎える灯火でもあり。 あっという間に過ぎてしまい、どこか寂しい気持ちも過る。 優しく語りかけてくれる彼は、己が正妻だからというより元々の人柄であるのだろう、悪い気は全くせずにいて。 しかしそれであるからこそ、幾分かであるが歳の若い己に気を使っていないだろうかと首を傾げる。)


( / 私財は大切にですよバヤル様ー!、と女中としてお小言を挟んでしまいたくなります。笑 いえいえ、細かいところは話の流れもあるでしょうし構いません!、 むしろ考えが一致したようで何よりです。 とっても良い身長差です…!、ありがとうございます。 なんと、絵描き様でいらっしゃいましたか!、 もちろん、作品の題材の一部となれるなんて嬉しいかぎりです。 ぜひお試しくださいな!、 )




  • No.7 by バヤル  2018-12-10 11:20:49 




なるほど腕の良い職人が居るようだ。それも若くしてこの出来栄えなら将来も期待できる、国にとっては宝だ。…装飾品は華やかだがマハトーラの女性は随分と慎み深いんだな。何これくらい夫として当然のこと。寧ろこんなことしかしてやれないんだ、これから欲しい物があったら何でも言ってくれて構わない。
(手綱を握る片手を離して耳元に揺れる煌びやかな装飾品にそっと触れれば、闇の中とあっても月明かりを反射して金の輪と瑠璃色が控えめに光り煌めく。婚儀の間も宴の席でも隙さえあれば彼女の横顔ばかり見ていたのだ、どんな飾り物を下げていたかくらい全て覚えている。特にこの耳飾りは大きな瞳と同じ瑠璃色の珠が、その黒い肌に彩りを添えるのが良かった。繊細な職人の技術に深く感心しながら、耳元の手をそのまま頬へ持っていきたいのを堪えてまた手綱を握ろうとするが、身に着ける装飾物の華美なことに反してどこまでも慎ましやかな彼女の態度がいじらしく思え、つい肩を抱き寄せてしまい。都の中に宮殿へと向かって続く大通りに馬をゆっくり走らせながら、道に面した建物の一つ一つを指差して。)
たとえばあの店では書物を扱っている。その隣は衣服を、あっちが茶屋。明日は店の開いているうちに都を見せてやろう。


http://uppli.jp/?pcIyNA1y


(/いえお金よりもミラ様の笑顔が大事ですから!笑 ありがとうございます、展開など思いつき次第相談させて頂きますね。身長の方も問題無かったようで安心致しました!また何か細かい擦り合わせなど必要なところがあれば何時でもお声がけ下さい。また突然の申し出であったにも関わらず色良いお返事を頂けまして幸いでございます…!お言葉に甘えてさっそく描いてしまいました…。上記URLから確認出来るかと思いますので、チラッとでも見て頂けたら嬉しいです…!)



  • No.8 by ミラ  2018-12-10 19:50:15 





彼の作業を直接拝見しましたが、集中力があり過ぎて私の存在に気が付かない程でした。 ?、どちらかというと、マハトーラの女性はとても活気のある…、 …やはり冷えますか?、
(この耳飾りを作っている職人というのを一目見ておきたくて、王である父に上手いこと巧みに言葉を使い査察としてその職人の元に訪れたことがある。 そこにいたのはただただ真剣に、真っ直ぐに素材と向き合い作品を作り上げていた青年で、どれほどの集中力なのかと気になり、付き人に止められるのを他所に距離詰めたこともあったか。 結局作業が終わるまで気が付かず、そのあと終始頭を下げていたのを思い出し、くすりと控えめに笑い。 慎み深い、という語に首を傾げ、マハトーラにいる女は誰も彼も活気があり、男に負けないくらいの強い心を持っている。 そんなことを思っていると、先ほどから近い距離が更に縮まり、距離という距離がなくなっていて。 とくんとくんと、彼の心臓の音が聞こえる。 やはり肌寒かったのか、それとも。その行動の意味が捉えられず、どんな表情をしているのかと気になり彼の胸元から視線を上げ問いかけ。 )
昼間であれば民がさぞ忙しく行き来しているのでしょう。 この国の民がどういう暮らしをしているのか、気になっていたのです。 明日が待ちきれません。
(彼の指差す先には、すでに昼の営みを終えて帳の下がっている店で、見た目でどんな店かわかるかぐらいで実際にどういう人が、どういう働きをしているのかは分からない。 純粋な興味があったので、案内をしてくれるのは嬉しく、民の前に出る時の王族としての微笑みというより、内から滲み出る嬉しさが表情を柔らかくさせていて。)



( / これは暫くしたらミラからお金は大事にとか言われそうですね…← よろしくお願いします! ロルが長くなってしまう傾向があるので、長すぎる場合はおっしゃってくださって構いませんし、無理に同じ分量でと思って頂かなくても構いません。 一応確認なのですが、バヤル様の領地に伺ったあとはそちらでの生活が始まりますよね。 祭事や外交的な仕事、遠征や夫婦でこなす仕事、1人でこなす仕事等あるかと準備はしておりますので、どのような展開になっても大丈夫です!、 …お上手ですね!?、ふつうにびっくりしてしまいました、むしろこうやって物語を絵に起こしてくださるなんて感激です…もしよければ保存しても良いでしょうか。もちろん私的利用のみですので…!、 )




  • No.9 by バヤル  2018-12-12 19:55:03 




よっぽど仕事熱心な若者のようだな、王女が側で見ているのにも気がつかないとは。いや…、そうだな、情けないがやはり少し肌寒い。悪いが宮殿に着くまでこうしていても構わないか?
(闇に揺れる耳飾りを眺めながらそれを手掛けたというマハトーラの職人にまつわる微笑ましいエピソードを聞けば、王族が傍らで見物していたにも関わらずそれに気づかなかったとあっては当の彼はさぞ肝が冷えたことだろうと想像を巡らして小さく笑いを溢し。つい欲のままに手が動いてしまったがその意図までは彼女には伝わっていない様子、あどけなく尋ねられてしまえば少し口ごもった後、正直な理由よりも一先ず今このまま彼女を抱いていられる口実を。声の弾み具合や表情の柔らかさから相手が純粋に都の様子に興味を示してくれているのだと察せれば、それが嬉しく単純にも調子を良くして得意げに語りだし。)
なにせおれの父上が育てた都だ、活気のあふれる様は大都にも引けを取らないだろう…とおれは思っているんだが実を言うと大都まで行ったことはまだ無いんだ。明日はこの都の職人の技も是非見てやってくれ。


(/返事が遅くなりまして申し訳ございません…!もうその未来がはっきり見えてしまいます…私財に飽き足らず国庫にまで手を出し始める前にミラ様から注意してやって下さい!笑 ロルの件について了解致しました、お互い気負わず楽な分量で回していけたらと思います。また仰って頂いた通り二日後の移動の後はバヤルの私領でお話を紡いでいく形となりますが、こまめに展開を相談させて頂きつつ様々なシチュエーションでやり取りを楽しめれば幸いです。 勿体ないお言葉を頂きありがとうございます…!保存までして頂けるなんて感激です、もちろんお好きにして頂いて大丈夫です。また物語が進みましたらお言葉に甘えて挿絵をアップさせて頂きますね…!)



  • No.10 by ミラ  2018-12-12 22:12:55 





…少しの間でしたが、とても心躍る時間でした。 その御礼には満たないかもしれませんが、今の私に返せるものはこれくらいしかありません。
(彼が言い淀んだのを見逃さず、きっとこれは違う意味なのだろうと察する。 それが本当はどういう意味なのかは知る由もないが、今突き詰めることでもないだろう。 しかも、こうして穏やかな時間の流れの中で大きな腕の中に抱きしめられていることに、不思議と安心感を覚えていて。 彼の部屋を訪れてから今まで、きっとさほど長い時間ではなかっただろう。 しかしきっとこれからも忘れない時間だという確信はあった。 そのお礼には満たないが、彼の願いがそれならいくらでも抱きしめられていようと、自らも彼の方に身を寄せ。)
お互い新鮮な気持ちで大都を巡ることが出来るのですね。 …いつになく楽しみでなりません。
(いつも外交目的で他国の街を巡ることが多かったためか、常にそこに詳しい民と巡ることが多く。 それもそれで十分楽しいのだが、本当に秘めた思いは思いの向くままに散歩のような気持ちで新しい発見を自分でしていきたいという事。 彼と行けば、新しい発見ができるという部分は達成できそうな気がして、期待がより膨らみ。 だんだんと存在感のある宮殿が迫ってきて、この時間を終えなければならない刻が近付き、もう少し、と感じてしまうのは肌寒さからだろうか。)




( / いえいえ、1週間に一回以上という記載があったのでこちらもそのつもりですし、急かしませんのでどうぞ私生活の方優先してくださいませ!、 言う時ははっきり言う人間性の持ち主なので、もしバヤル様が凹んでしまった時用に慰め方を教えておきますね笑 もちろん、いくらでもご相談ください!、 正直驚きでした…自分の思い描いた娘がまさか絵に起こされる日が来るなんて…感涙ものでございます…これからも挿絵の方、お時間ある際は存分に…勝手ながら次も期待しております…!、 )





  • No.11 by バヤル  2018-12-13 11:32:30 




…いや充分すぎるくらいだ。明日は間近で民の生活を見られるだろうが、王族としての視察などと固くならずに気を楽にして愉しんだら良い。
(慎ましく質素な庶民の生活でも異国の者の目にはそれさえ物珍しく映るのかもしれない、どこまでも純粋で嘘偽りを感じさせない真っ直ぐな相手の言葉はこの国の王族としても嬉しいものであり、明日にはどんな新鮮な反応を見せてくれるのだろうとそれだけで胸を躍らせてしまう。彼女が身体を寄せてくれたのを良いことに更に包みこむように抱きしめたが、邪な気が働いたと知れたらまた不安にさせてしまいかねない、頭のうしろに軽い口づけを落としたことはどうか気づかれませんように。やがて宮殿の門をくぐり抜けると、控えていた兵を呼びつけて馬を厩舎に停めるよう命じた後、先に地面へ降りたってから馬上の相手へ両腕を差し出して。)
降りられるか?

(/お優しいお言葉大変痛み入ります…!今後も度々レスの速度にムラが出てきてしまうかと思われますが、そちら様も無理のないペースでお返し頂けたらと思います。そうなってはミラ様の巧みなアメとムチの使い分けで更に骨抜きにされてしまうではありませんか!笑 いえいえ!こちらこそとんだ我儘を聞いて頂けて本当に感謝の一言に尽きます…!またアップした際には見て頂けたら嬉しいです。では、他に特に確認事項など無ければこちらの背後会話は蹴って頂いて構いません。)



  • No.12 by ミラ  2018-12-13 22:54:49 





(殿方に自ら身を寄せるなど、己の立場ではご法度であるだろうが、国の話をしていても堅苦しい感じは全くしなかったからか気が緩んでいて。 きっとこの姿を見た自国の一番身近に居た高齢の女中には叱責どころじゃ済まされず一日中説教を喰らうだろう。 その姿が脳裏に浮かび、続いて思い浮かんだのは故郷のことで。 これからは文化も何もかも全く違う国でいきて行かなければならなく、今更ながら寂しさを感じ。 その寂しさはどこにも捨てやれないが、彼の腕の中は不思議と安心し、寄せた身を離さずにいて。)
馬は嗜んでいますので…、…やはり片手をお貸しいただけますか?、
(宮殿に着いてしまうと己が何の為に此処に来ているかを思い起こさせられ。 この方の妻になる為に、此処に来たのだと、寂しさ拭い改めて決意を固める。 自国では馬自体少なかった為上層階級の遊びの一環ではあったが、嗜んではいたので問題なく乗り降りできるだろう踏んでいたが、あまりに立派な馬な為、いざ降りようと地面に視線をやると口を閉ざし。 この高さは流石に台なしでは難しそうだと思えば、控えめに彼の方へ手を伸ばし肩を竦め。)




  • No.13 by バヤル  2018-12-15 08:43:02 




こうして側に居るんだから無理なんかせずに頼ってくれ、怪我でもされたらそっちの方が堪らない。
(何やら馬術の経験があるらしい彼女が自分で馬上から降りようとする様子を見て一度は馬から身体を離したものの、やはり難しかったのか控えめに助けを求められれば、その素直な様子も可愛らしく思えてまた抑えきれず笑いを漏らしてしまい。元々遊牧国家として発展を遂げてきたこの国では誰しも性別関係なく子供の頃から馬に慣れ親しんで成長するものだが、生活様式の異なる他国では馬に乗る機会さえそう多くないのかもしれない、今度馬の乗り方も教えてやろうと心の内に思いつつ、差し伸ばされた片腕を引き寄せて自分の肩に掛けさせ、腰に腕を回して身体を抱きかかえそのまま地面に下ろしてやり。兵に手綱を手渡して愛馬を厩舎へ運ばせてから、彼女の手を掬い取って軽く引き寄せ、見張りの兵が開けてくれた大扉を潜って宮殿の中へ。手を引いたまま軽い冗談を吐きつつ暗い廊下を進み。)
…あれだけ騒がしかったのがもうすっかり静かになったな。みんな酔い潰れて明日の朝には誰も起きられないなんてことも有り得るかもしれない。



  • No.14 by ミラ  2018-12-17 22:14:21 





感謝し、まッ…ぁ、…ありがとうございます、
(夫を引き立てるのが妻の役目、と此処に来る前に散々叩き込まれた嫁としての在り方で、己がいられているのかは分からない。 が、今少なくとも軽々男性に抱き上げられ素っ頓狂な声と表情をしているのは理想の在り方ではないだろう。 あまりにも軽々己の体が浮き、先程抱きしめられていた時のことも思い出すと、程よくついた筋肉があることに気付き、安心感を覚え。抱きしめられたり、抱き上げられたり、想像していたこととは程遠いことが起きていて、これもこの国の男女間の風習なのかとも思ってしまう。 地面に足が着くと、控えめながらも礼を一言告げて。 彼の三歩後ろを歩こうかと思いきや掬い取られた手を引かれ、あっという間に一歩も違わない距離に詰まり。 これまた不思議と嫌な感じはしなく、この国の習慣なのだろうか、こんなにも男女間の距離が近いなんて、自国ではなかったし。 暗くなった廊下を歩き、無意識のうちに頭一つ分大きな身長の彼を視線だけあげて見つめていて。)
そう、ですね。 宴の最中に此度宮殿に送られた酒樽の量を聞きましたが、驚いてしまって…あれだけの量を空ければ、もしかしたら誰も起きられないかもしれませんね。
(話しかけられハッとして己が彼の横顔を見つめていたことに気付き視線を逸らし。 彼の言う冗談にクスクスを笑みを浮かべながら、引かれていない方の手で口元を隠し。 )





  • No.15 by バヤル  2018-12-20 13:08:45 




みんな呆れるほどよく飲んでいたからな、無礼講の祝い酒とはいえ主役のおれたちもそっちのけで。――いや、いっそ誰も起きてくれない方が気楽で良い。宮殿が静かなうちにまた抜け出してやろう。
(宴の席では身分の別なく誰もが気持ちよく盃を酌み交わしていた。まるで婚礼の宴とは名ばかりに彼らが酒を飲むための口実なのではないかと思えてくるほどで、その時の賑やかな光景を思い出しては少しだけ苦笑いを浮かべたが、その飲み過ぎが原因で朝を迎えても宮中が静まり返ったままとなっては大事だろうと今度はくっくっと喉の奥に笑いを押し殺し。自室の前まで来ると部屋の側に控えていた女官に一言二言命じ、女官がその場を立ち去るのを見届けてから強く音を立てないようゆっくりと戸を開くも、今こうして隣に立つ彼女が始めにこの部屋を訪れた際に見せた表情が頭を過り、次の言葉を発するのが少し躊躇われてしまう。妻を自室に招くという至極当然の行為にさえこれほど不安を抱くのは、それだけ彼女に惚れているからなんだろう。支配したいのではなく歩み寄りたいのだという想いが少しでも伝わってくれたら良い、横並びだった身体を半ば相手の方へ向け、蝋燭の薄明りの中で視線を合わせて。)
…もう少し話さないか?あの女官がすぐに茶を運んで来る。身体が冷えたままでは寝つけないだろう。



  • No.16 by ミラ  2018-12-20 22:18:54 





抜け出すのがお好きなんです? いけない人ですね。
(つい数時間前まで賑やかな場だったとは思えないほど静かな宮殿は2人の話し声と足音だけ反射してまるで2人だけの世界のようで。 いつも常にだれかが付いていたから、同じような身分の男性と2人きりなんて経験がなく、話が尽きてしまうのではと顔には出さないが不安もあって。しかし話の弾む彼だからなのか気まずい雰囲気なんて欠片もなく、むしろ普段己にはできないことを楽しむ相手を見ているとわくわくして。 また抜け出しなんて考えている相手は常日頃からそういう事をしているから、きっと彼自身の思いの向くままに過ごしているのだろうとなんだか微笑ましくも思えてきて、ふふ、と笑みを浮かべ。)
…私も丁度、そう思っていたところでした。 貴方様さえ良ければ、是非。
(彼の部屋が見えてくると、もうこの時間が終わってしまう。そう思うとなんだか寂しく感じる。興味なのだろうか、はたまた違う感情なのか、自由な彼の話をもっと聴きたいと思うようになっていて。 彼の部屋の前で足を止めると、己に部屋はその先なので一言就寝前の挨拶をと彼の方へ顔を向けるも、何やら真剣な表情をしていて、不思議に思い首を傾げる。 それから告げられた言葉は、先程から己も考えていた事で、どこか安心していて。 安堵で表情は自然と柔らかくなり、こくり頷き。)





  • No.17 by バヤル  2018-12-21 18:23:44 




…良かった、聞きたいことも話したいことも山ほどあるんだ。部屋は暖めさせてあるからゆっくり休むといい。
(妻として熟すべき役目を十分に理解している彼女のことだ、夫の誘いを断るような不届きな真似はしないだろうが、気に掛かるのは返事の内容自体ではなくその瞳の奥に映る本音である。目は口ほどに物を言う、言葉では色好い返事をしていてもそれが胸の内の想いと必ずしも等しいとは限らない。しかし今伺い見た限りでは、彼女の表情は先刻よりも随分と柔らかいものであり、部屋に入ることを嫌がる様子は無いように思える。つい零れてしまった安堵の吐息と笑みは、仮にも王族の男としての威厳を損なうものだっただろう。そのまま手を引き彼女を室内へ招き入れ、後ろ手に戸を閉めると暖炉の側の長椅子の方へと歩み、先にそこへ掛けてから相手の方へ片腕を差し出し「おいで。」と一言隣へ座るように促して。)



  • No.18 by ミラ  2018-12-22 18:35:05 





(手を引かれるがまま彼の部屋にはいると、仄かに彼の腕の中にいた時と同じ匂いが鼻を掠め。 己の行為を思い出し、自ら殿方に身を寄せるなどはしたない事をしてしまったと今更ながら後悔するが、相手が彼であるから寄り添いたくなったのだろう。だからこうして部屋に招かれても嫌な気は全く起きなかった。誘われるまま長椅子に座る相手の手を取り隣に腰掛けて。)
聴きたいことも、話したいことも、なんなりと。 私の口からで良ければ、いくらでもお話ししましょう。
(己の話なんぞ面白みも全くないが、彼のする話は今ままで聞いていても飽きず、王族らしさのなさが逆に興味を惹かれ。なぜ彼がそういう人間なのかも気になるし、もっと話を聞いてみたいと寄り添った隣の彼の顔を見上げ。)




  • No.19 by バヤル  2018-12-28 13:01:20 




ありがとう。宴の席ではおまえとろくに話も出来なかっただろ、皆には悪いが早く二人きりになってしまいたいと思っていた。…自分でも呆れているところだ。
(馬に跨るのは勿論好きだが馬上で身体は休められまい。片足をもう片方の腿の上へ乗せ、背凭れに深く寄りかかってゆったりと寛ぎ。思い返せば婚儀や宴の間じゅうずっとこうして隣には彼女が座っていたわけだが、始終慌ただしく夫婦同士で言葉を交わせるような隙は全くと言っていいほど無かったのだ。重ねられた細い手を軽く握り、親指の腹で滑らかな肌をやさしく撫でれば、やっとこの娘が自分の所へ来てくれたのだと改めて実感が沸いてくる。それでも形だけの婚姻関係で満たされるような自分ではない、出来ることなら彼女の心まで手に入れてしまいたい。当然相手には自分に対する恋愛感情など無いのだろうと知っていながら、それでも確かめるように尋ねてしまう。)
…何故おれのところへ来てくれたのか、聞かせてくれないか。


(/長らくお待たせしてしまい申し訳ございません…!先日から年末年始にかけて少々立て込んでおりまして、今後しばらくペースが鈍くなるかと思われます…。一週間以上あきそうな場合は事前にご連絡致しますので、それでも宜しければ引き続きお相手をお願い出来ますでしょうか…?)



  • No.20 by ミラ  2018-12-29 22:27:29 





おかしい話ですね、主役なのに。
(彼はかなり寛いでいる様子であり、それを見ると己も少し気が抜けるがそれは表情だけで、凛として見えるぴんとした背筋は変えずにいて。二人きりになりたいとは、余程二人で話したい事でもあるのだろうか。触れている手からは優しさを感じはするが、それが彼からの好意であることには気付けずにいて。彼の手は大きく、そして骨ばっていて、己の手より大きな手に包み込まれ暖かさを感じ。)
…それは私からお聞きしたい問いでしたが…、そうですね、浪漫などない話をすれば、我が国の外交的問題の多くがこの婚姻で片付くからです。 …父上は最後の決定権を私に委ねてくださいました。 貴方様から送られてきた縁談の文は、他の方からの縁談と違い、国宝や土地、特産品の技術など回りくどいものではなく、純粋に私に対しての文だったからです。 言うなれば、貴方様への興味、です。…少し言い過ぎました、お許しください、
(何故、なんてこちらから聞きたいのに先に聞かれてしまった。 困ったように肩をすくめ率直に言葉を並べ。 もちろん外交的問題の解決が第一。 でも父はそれと同じくらいに己の意思を尊重してくれた。 だから良く吟味し、夫に足る人なのかを顔は見れないので文面や噂で判断し意思を固め、この婚約に至った経緯を話す。 が、あまりに率直に話しすぎただろうか、ハッとして口元を抑え気まずそうに視線を泳がせる。)


(/いえいえ、お忙しいでしょうしお気になさらず!、気長に待っておりますので、長く飽きそうな場合には一言いただけると助かります。もちろん!、よろしくお願いします!、 )




  • No.21 by ミラ  2019-01-20 00:03:50 





(/お久しぶりでございます、1週間以上が過ぎお返事がないのであげさせていただきます。ペースが開く分には先日も申し上げた通り構いません。もしお相手解消であれば一言くださると嬉しいです。最近風邪等流行っているので、お気をつけくださいませ。)





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