クラスメイトの僕 2018-11-21 20:29:12 |
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…こんな私なんかを心配してる人なんていないよ…。(わざわざ彼が部屋に来てくれたということは家族も彼も自分を心配してくれているというのは心の何処かでは分かってはいても当の自分にそれを素直に受け止める余裕など無く上記を小声で述べては強く布団を握り絞めて上記を述べて。また、彼の言葉が信じられないのは此処で彼に素直に従い心を許してしまえば先日失った彼氏のように彼もいつか居なくなってしまうのではないか。ある日突然、自分の手の届かない所に行ってしまうのではないかと次から次にとあることないこと不安ばかりが込み上げてどうしても疑心暗鬼になってしまうからでもあった。\カーテンの開く音と共に眩しい朝日が差し込んで来たのと同時に彼がゆっくりと私の体に触れるのが分かった。ハッとさせらるほど優しく思いやりの込められた温もりに意識せずとも胸が揺らぎ涙が溢れそうになるのを感じて息をのみ)
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