× Doll house / 人数制限有

>メイベルお嬢様
私も？…外ですか、お夕食までに戻る事を約束して下さいましたら構いませんわ。
(まさか人形を人の様に扱うのかと些か愕然として、握られた小さな掌に視線を落とせば何処まで心優しい方なのだと布越しである事さえ勿体無く感じ。誘いには頷いてみせるも彼女を盲目にさせる魅惑の外の世界へ近付くような真似はあまり好まず僅かに表情に影を落としては離さまいと繋ぐ掌にやんわり力を込めて、沈み欠けている西陽が眩しい中庭へと足を踏み出し)


>ヨハン

宝の地図ではありませんわ、此れには幾多の冒険が刻まれているのです。海に惚れる貴方にはぴったりかと。
(案の定仔犬のように忙しなくなる様子に無表情ながらにほんの僅かに瞳を細めて、一旦は書物を持つ腕を上に安易には奪えないようにしたところで軽い説明を。読めば更に冒険心を擽り海に馳せる思いが強まるであろうとのニュアンスを込めて漸く彼の腕の中へと書物を収めればふと先程まで彼が眺めていたであろう望遠鏡が目に入り。)あれは？


>エルネット様

…エル、ネット様。如何なさいまして？
(もう時期夕食時だというのにも関わらず中々自室から現れない彼女を気に掛け正にノックをしようとしたその時、勢い良く開かれた扉に手を弾かれ。中からは普段の柔らかく温厚な表情に加え嬉しそうな笑みを称えた少女が現れ、幾ら己の感情の起伏が無いとはいえ突如の事に僅かに瞳を見開いて。痛覚も感じないため手を元の位置へと戻し、ふと視線を彼女の視線へとやれば、なんとも美しい七色の光に言葉を失い)

(/初めまして、オリヴィアの背後で御座います！ふわふわした娘様、エルネット様と是非お話しがしたいと心待ちにしておりました！何卒宜しくお願い致します！)