✿ 主 2018-11-14 10:09:59 |
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折角考えていた設定なので、何処にも出さずに終わってしまうのは……と、終わらせたのは自分なのですが口惜しく、此方にてひっそりと更新して参ります。いつの日かなどと勿体ぶってみたはいいものの、忘れてしまう前に忘備録として。
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「常世からの呼び声」
タイトルについてですが、お気付きの方もいらっしゃるかもしれません。某有名なTRPGの題名クトゥルフの呼び声からのオマージュです。
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「石階段の上のナニカ」
募集Cを呼ぶ導入の呼び声はクトゥルフ神話でいう神話生物のような名状し難いナニカ。募集Cを常世へ呼び込むための舞台装置のような役割です。ナニカの呼び方は定まっておらず、神社にいることから常世の住人達にはカミサマと呼ばれていたり、単にナニカと呼ばれていたりしていました(力量不足により本編中に確りと出すことはなく終わってしまいましたが……)。募集Cが常世に呼ばれてしまった理由はハッキリと申し上げますと有りません。ナニカは手頃で呼び込みやすく波長の合った貴方を迷い込ませ、傀儡にしようとしています。呼び声を聞けば心を奪われ、近付けば記憶を失い、見れば最後、貴方を構成する何もかもはまっさらに平らげられてナニカの世話をする傀儡となる。
普段は眠っているため近付きさえしなければ害はありませんが、姿を見てしまえば呼び声を聞いていなくても傀儡になることは避けられません。傀儡になる=キャラクターとしての死であり、その末路を知る者は誰もいないのです。常世の住人達がナニカを恐れているのはそういった理由からでした。
募集Cが提供Cの制止を振り切って石階段の上に向かうと④『???』というエンドを迎える予定でした。正式には④『傀儡』というタイトルで、貴方は自分が何者であったのかを思い出すどころか、自我さえも失ってナニカの世話する。幸せや不幸を測ることすらできないけれど、苦痛を感じることは決してない。感じる心を失ってしまったのだから……。という後味悪めのバッドエンドです。
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