24171 2018-10-28 22:24:12 |
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…?
(人間の足で歩くことは不慣れなようで、ぎこちなく歩きながらこちらに近寄ってくるといささか不用心すぎやしないかと心配になって。相手を助けた…助けられたことを認識しているのかわからないが、身元が分からない相手に近づくなど…と、考えていると急にバランスを崩したように倒れ込んでから相手を「おっと…」と即座に受け止めて。こちらの体に比べて華奢な相手の体は容易に受け止めることができ、しかし周りの衛兵は相手が倒れたこと、そしてよりによってこちらに倒れたことに反応するように身構えるがそれも腕の中にいる相手の指示によりその行動は止められて。慌てながらも俯きがちに謝る相手に「大丈夫ですよ。それより、立てますか?」と微笑みかけながら問題ないことを告げればそれから相手の容態を心配して。そして自分の腕の中から聞こえてきた小さな声に、「わかりました。是非」と、こちらもこの世界について色々と聞きたかったのでちょうどいいと思えば相手からの誘いを快く了承して。)
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