24171 2018-10-28 22:24:12 |
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あ、ありがとう…
(こちらの正体を問う声。目の前の相手に何かしたのかと問う声。地面に組み伏せられながら辺りに巻き起こる衛兵達の声に包まれていると、その中から一筋の鳴くような声が聞こえて。自分は拘束されたことによるパニックで聞き取れなかったがどうやら周りの衛兵達の行動を止める言葉だったらしく、その声が聞こえるや否や拘束が解かれて少しずつ落ち着いてきて。しかし、まだ自分のことを警戒しているらしく、周りにはまだ数人の衛兵がおり、とりあえず周りの衛兵たちを止めてくれたことによる礼を言って。拘束が解けたことにより相手へと視線を向けることができ、そしてその相手の格好に目を見開き。なにやら湖から体をあげると、人魚であった相手の下半身はみるみるうちに人間のものに変わっていき、このような人魚もいるものなのかと目を見開きながら感心して。ゆっくりと近寄って問いかけてくると、「はい、このお城の外からやってきた「竜胆龍真」と言います。」と、目の前の相手は衛兵たちの反応を見る辺りどうやら高貴な人物らしい。少々パニックになりながらも冷静に頭を働かせてそのことに気づけば礼儀正しく敬語を使って自己紹介をして。)
(/すいません、少し書き直しました!)
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