例えるならば人 2018-10-17 20:56:04 |
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*螺子外れの兎
「ハァイ可愛子ちゃん、ラビットと一緒に遊びましょ。何がお好み?貴女に合わせるわヨ。手首を縛る?首を刎ねる?嗚呼、ヤダあたしったら!そんなノ在り来りよね。…そーだ、お互いの舌を紐で括りつけて引っ張るなんてどォ?ええ勿論この頭、貴女の前でなら外してあげてもいーのよン」
「えェ〜なぁにぃ?ラビットの邪魔する気ィ?やだやだあたし自分の思い通りにならないのって大っ嫌ーい。そーゆう時は、えいっ。…キーメッた。じゃ、遊ぼっか」
通称 : 兎 ( うさぎ )
性別 : 女
容姿 : 薄桃色をした毛皮をした剥製の如きリアルな兎頭。首にはそれが被り物だと示す様に白い肌と毛皮の境目が見える。身長2m強の長駆に見合うしっかりした身体付きをしており、頭部から性別が判断出来ないばかりに一見すると男性のようにも。白いワイシャツに黒のパンツスーツと何処ぞの会社員の様な格好に、銀色スパンコールがギラギラと目に眩しいハイヒール。
性格 : 何処までも享楽的で自己中心的。行動基準は"楽しいこと"であり、基本的におつむが弱い事もあってある意味扱いやすかったりもする。だが彼女のいう"楽しいこと"が常人と違うのは勿論のこと、それが嗜虐的なのが頂けない所か。薬でキメた頭は無知で無垢故に、振るわれる暴力は至極残虐なもの。来る者拒まず去る者許さず、一度執着を見せればとことん追い回す粘着気質でもある。偶に見せるやたらと冷静な声が聞き間違いなのか故意なのかは、被り物が邪魔をして判別不能。
備考 : 一人称あたし、ラビット。二人称あなた、名前、渾名。見目は完全に危ない人だが6区生まれではない為その兎頭は本物ではなく被り物にすぎない。派手な格好から通称兎、もっと言えば螺子外れの兎と呼ばれ、本人もまたそれを名乗る。本名は6区で使われた事が無い為誰一人として知らず、普段の様子を見る限り彼女自身が覚えているのかも怪しいところ。螺子外れと言われる所以は勿論話の通じないイカレ具合にあるのだが、常に小脇に抱えるハンマーがホラー映画でありがちな壊れた着ぐるみを彷彿とさせるからとも。6区へ来る前、まだ正常だったであろう時分は若き雑誌記者であり、誰よりも早くソースを掴むべく彼方此方を飛び回っていた。そうして猫をも殺す好奇心で辿り着いたのは退廃6区という謎区域の情報であり、若さと冒険心に任せ飛び込んだ結果がこれである。狂人にまで落ちぶれはしなかったものの薬で侵された頭は正常な思考など出来ずにいる。兎の被り物をしている理由は"この方が丁度よく怖がられて薬が貰いやすい"から。それ以上でもそれ以下でもないが、妙にしっくりくる為外さずにいる。
先ずは物語一人目のご登場ってところかな。予約を取り付けている御三方の見本にでもなればいいけれど、好きな形で提出してくれて構わないからね。それじゃあ次の機会迄また暫く待つとしようか。
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