執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ルシアン
(差し出した冷たい手の上に、小さくて暖かい手が重なればゆるりと目許を細めて。決して放してしまわないよう、大きな手のひらで包み込むように貴方の手を握り返せば、目指すのは庭園のずっと深部。酔いそうなほど香りの強い鮮やかな花壇を超え、瑞々しい青葉のトンネルを抜けた先には。まさしく世界樹と形容しても差し支えないほど聳え立つ大木が、ぽっかり開けた場所にどっしりと根を構えていて。幹の太さは大人数人が取り囲んだくらいでは半周すら出来ないほどで、ぶわりと広がる枝葉はまるで空を覆いつくす傘の様。「――疲れた、足が痛いって、一言も弱音を吐かなくて偉かったな。これが、俺のお気に入りの場所だよ」満足そうに木を眺めて深呼吸を一つ、そして貴方へ顔を向けて穏やかに微笑む。まるで二人を歓迎するかのように、爽やかな風が吹いてさわさわと大樹が音を立てて)
(/今晩わ、お越し下さり有難うございます…!お声掛け頂いて嬉しいです、短文気味のお返事になるやもしれませんが是非お相手頂ければ幸いです…!)
>エヴァン
(あれから数日、ふとキャビネットへ視線を向ければそこにあったはずの小物が空席を謳っていて。一時的にそれを託した少年のことを思い出せば、そういえばどうなったのだろうか、まかり間違ってエリに喰われてはいないか、なんて杞憂が胸をよぎる。そんな最中、聞こえてきたノックと聞き覚えのある声。迷うことなく扉を開ければ「―丁度、お前のことを考えてた所だ。よく来たな、エヴァン」人当たりの良い笑みを浮かべ、片手を広げて部屋へ招き入れる仕草を。依然相談を受けた時と同じテーブルに腰掛ければ「濃いコーヒー、で良かったよな?」貴方へ視線を向けながら、まだ記憶に新しい貴方の嗜好について一応の確認を取って)
(/ロルの先出有難うございます…!此方こそ、お時間の許す限り宜しくお願い致します!)
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