甘い香りに包まれて　　(　擬人化　)

＞ALL

(暖かく気持ちの良い気候、折角だし外に出てみようとキャッスルを飛び出しすれ違う国民に挨拶を交わしながら甘い香りを漂わせ辿り着いた先はコンフィッセ王国と自身の王国をつなぐ門。通りぬけると門番に会釈を交わしゆっくりと辺りを見回すとあまり人気も無く今日はどうやら落ち着いた雰囲気。普段あまり王国内をうろつくことも無いため折角だし、と謎の冒険心に駆られまず手始めに紅茶が美味しいと噂のカフェに向かおうとするも場所がわからず、)
うーん、どうしましょう…。門番さんに聞くべきかしら…?



＞コッティ・キャラムボンボン
あら、コッティちゃん…!
(夜のビスコッチ王国は暖色に輝き誰もがこの時間になると家族と共に過ごすため静けさが目立つ。キャッスルから見える他国の煌びやかな景色に毎回の如く羨んでしまう良くない癖、ふと自室の掛け時計を見るとまだ11時までには時間がある、とケープを羽織ってキャッスルを出る。食卓を彩る様々な料理の香りが王国を漂うバターの芳ばしい香りと相性良く絡み合い鼻孔を擽る道中。門を潜り抜け立っていたのはキャラムボンボン王国の前。ふと門の先を見ると楽しげな表情で愉快にステップを踏むお姫様。気づくか気づかないか、門番の視線を感じながらも少しばかり遠くに見える彼女にむけて手を振ってみる)

(/此方こそシェリル共々宜しくお願い致します!)