ぬし 2018-09-22 22:43:38 |
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マルコ_
... あ、嗚呼 別に否定する訳じャねえけどよ。( ポカン、と呆けたような表情からあからさまに顔を青くして貴方への勘違いをする己、思わず人間の顔面へ押し付ける脚の力を緩めた。しかし慌てた素振りで接近し世話しなく両手を振る貴方をみれば、制す様に両手を前へ出し頷いた。 「 アンタが知ることじゃねエだろ。」早急のは眼が一寸ばかし眩んだダケ、そう自分に言い聞かせつつも図星を突かれたせいか苛立ちに近い感情を覚え頭を掻き。頻りに何かを考える素振りを見せる貴方、何を考えるかは知る由も無いが 紡がれた言の葉はきっと一つの契約の在り方なのだろう、と思考の端くれにて。「 俺にとっちゃ素敵な誘いだねエ、けれどアンタのメリットは?俺はな、ドライでも構わねエからウィンウィンで居たいんだ。なア、教えてくれよ、アンタの利益は?」殺されても仕方無い、鼻につく匂いに取り込まれた己は言おう。何も知らない貴方が何なのか、差し出された右手には触れずまま、ズカズカと近付き睨む様な姿勢で。 )
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