パステルカラー 〆

えっ？
ユニット？
（彩の言葉の意味をちゃんと理解できなくて
大きな丸い目をきょとんと開いて）
わたしたち、って
わたしと彩ちゃんとふたりで、ということなのかしら？
（頭の中を整理しながら確認をして）


（／お部屋の建てなおし、お疲れさまとありがとうございます
お部屋の名前も可愛くていいと思います
いっそ、ユニット名これでいいのでは、と思うのですけど……（真顔））

うん、ユニット！
(激しく笑顔で頷きユニットと言う言葉は聞き間違えではないことを伝える為もう一回ユニットと言葉を出して。)
そう言うことだよ。千聖ちゃん
(確認の言葉を入れられると微笑み自分と千聖の二人なのだと頷き。)

(/いえいえ、此方こそわざわざ移動感謝です…ありがとうございます！それではユニット名はこれにしましょうか？)

なるほど……
確かに、グループ内で小編成のユニットを作るのは流行だし、個人やグループの新しい可能性や方向性を探るのにもいいかもしれないわね
（あごに指をあてて考えを口にして
そして口にはしないけれど、彩とふたりだけで大丈夫か少し心配をして）

（／彩ちゃんがよければ、いいと思います♪）

でしょでしょ！
きっとこのユニット結成の機会で私達もっと仲良くなれると思うんだ。ってどうしたの？
(2回笑顔で頷いて。自分と千聖でユニット結成をすればもっと仲良くなれそうな気がして。何で千聖が心配をしてくれているのかよく解らず尋ね。)

(/それではそうしますね！)

わたしは彩ちゃんとは今でも十分に仲良いつもりなのだけれど
（これ以上の仲って……
友だち以上？）
えっ？
顔に出ていたかしら？
なんでもないわ
それよりもユニットというからには名前が必要よね？
もう決まっているのかしら
（彩の勘の鋭さに内心ドキッとしながら
平静を装ってそれとなく話題を変えて）

（／意見取り入れてくれてありがとうございます♪）

千聖ちゃんと
もっともっと仲良くなりたいんだ。
そう？ユニットの名前は勝手に私が決めちゃったんだけど…聞く？
(名前が必要なのを聞けば既に決めてあることを自信満々な顔をして言い。聞きたいかと尋ね。)

(/いえいえ！それでは背後失礼させて頂きますね。)

……そうね
相互理解を深めることはユニットのパフォーマンスアップには大切なことだものね
（言葉を選びながら彩の言葉に同意して）
わたしも彩ちゃんのことをもっと理解できるように努力するわ
（にっこり笑顔を浮かべ）
もちろん聞きたいわ
彩ちゃんのセンスなら心配いらないと思うけれど、ユニットの成否を左右しかねない重要な要素だものね
（頷いて先を促して）

でしょでしょ！千聖ちゃんっていつも私の言うことを理解してくれるよね！
(同意されると嬉しくなったのかピョンピョン跳びはね。そんな褒め言葉を言い。)
じゃあ私も千聖ちゃんの事をもっと理解できるように頑張らないとね！
(激しく頷き自分もと乗って。)
んーとね…「ぱすてるからー」ってユニット名はどうかな？
(考えながら思い付いたことを提案してみせて。)

まぁ、正直出会った頃は戸惑いも多かったけれど
色々なことがあった中で少しは彩ちゃんのことを理解できるようにはなったかもしれないわね
（パスパレ結成以来の出来事を思い返して、穏やかに微笑んで）
えぇ、お互いがんばりましょ

ぱすてる、からー……
（音の響きを確かめるように１語ずつ区切って繰り返して）
……うん
いいんじゃないかしら？
パスパレの派生ユニットということも分かりやすそうだし、音のつながりも悪くないと思うわ
（彩を見てにっこり頷いて）

もしかして私と最初に出会った時は戸惑ってた？わわわ…ごめんね千聖ちゃん！
(千聖の言葉を聞くと突然慌て出し。謝るとぺこりと頭を下げると顔を元に戻し明るく頷いて。)
うん！

ど、どう？
(音の響きを確かめている相手を見れば緊張してきて。どうなのか確認をし)
やった！千聖ちゃんなら良い答えが貰えるって信じてたよ！
(さっきまでの事が嘘のように元気になり。眼を輝かせて。)

あなただけじゃないわ
イヴちゃん、日菜ちゃん、麻弥ちゃん
みんな個性的で、正直こんなメンバーでうまくいくのか、最初は不安しかなかったけれど……
（ぱぁっと笑顔を咲かせて）
今は、最高の仲間よ

うふふ
信じてもらっても、わたしはダメなものはダメと言うわよ？
（イタズラっぽく笑いかけて）
じゃあユニット名はこれで決まりね

千聖ちゃんの言う通り私もそうだったかな。今は最高の仲間としてパスパレで活動してるよね。
(千聖の話を聞けば納得したようで。にっこり満面の笑みを浮かべ。)

それは当たり前だよ～。だね！最初は何の練習をする？
(あははと笑うとコントのようにツッコんだつもりで。練習が大事だと考えると千聖に問いかけ。)

ちょっと待って、彩ちゃん
先にこのユニットの活動内容を知りたいわ
それに期間限定なのか継続的に活動を続けるのかも
（スタッフの方を見ると、二人にレジュメが渡されて）
……広報活動
……各種メディア出演
……新曲発表
……アイドルフェス出場
（ぺらぺらとページをめくりながら内容を精査して
今後継続するかはＣＤの売れ行き
フェスでの評判を見て判断する、とスタッフから説明されて）
彩ちゃん、どう思う？
（レジュメから顔を上げて、彩の意見をたずねて）

千聖ちゃんの言う通りそれもそうだね…！
(スタッフにレジュメを渡されるとじっくりと読み始め。)
頑張らないと！ＣＤの売れ行きで続くかどうかが決まるんだよね？
(同じようにレジュメから目を離せばきょとんとしながら思った事を伝え。)

彩ちゃんのことだし、がんばるのは当然として
（彩の言葉を聞いて頷きながら）
大切なのは続けるために、ということではなくファンの人たちのためにわたしたちがいかにいいものを提供できるか、ということね
つまりパスパレで今までやってきたことと同じよ
（にっこり笑いかけて）

頑張るのは私の看板行動みたいな物だからね！
(無いような言葉を使って得意気にそんな事を千聖の前で言って。)
だね！やっぱり皆に良いものを提供して本当の力を教えて欲しいもんね。パスパレでやってきたことと同じ事…？
(考えながらも彼女の意見を聞いていると疑問が浮かんできて。)

？
代名詞？というようなことかしら？
（首をひねりながら、苦笑して）
でも、それに関しては確かに疑いの余地はないわね

そうね
一人ではうまくできないこともみんなで力を合わせればなんとかなる……
わたしは今までなんでも一人でやってきたけれど、一人でできないことは誰かに助けてもらえばいい
そんな簡単なことをパスパレのみんなに初めて教えてもらったの
（少し自嘲ぎみに笑いながら彩を見て）
だから
今回はふたりだけれど、力を合わせてがんばりましょ

私が言いたかったのはそれだよ！
千聖ちゃんありがとう…！
(苦笑する千聖に正確な言葉を教えられると優しい笑みにして微笑み。疑いの余地は無いと言われると顔を更に明るくして。)

私も！もしもパスパレのみんなに会えてなかったら未来は変わってたと思うな。
(千聖の意見に同意するともしもの場合の事を考えて。自分の考えを伝え。頑張りましょと自嘲ぎみに笑う千聖に目を輝かせて。)
うん！それじゃあこれから頑張ろう！

それは、わたしも含めて、きっとみんなに言えることね
（にっこり頷いて）
じゃあ、まずなにをがんばるか、なのだけれど……
わたしは原点に戻ってフライヤー配りをしてみてはどうかと思うのだけれど
彩ちゃんはどう思う？
（首を少し傾げながら、たずねてみて）

千聖ちゃんも含むし私にも含むよね！
(にっこり頷く相手を見るとそれが写ってしまったかのように顔を明るくさせて。)
フライヤー配り素敵だと思う！それと後は配るフライヤーを作らないとだね………。何か案はある？
(案にほっこりした表情を浮かべながらも賛成すると千聖の方を向いて首を傾け。)