ほのか 2018-08-27 08:36:12 |
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第一章【言葉は見えないから】
橋の上、降り注ぐ太陽。
その太陽を浴びるのは松野家次男、松野カラ松。
いちものように逆ナン待ちかと思いきや今回は何やら違うよう。
カラ「…ハァ…」
彼らしくない溜め息を吐き空を見上げ呟く。
カラ「何かに、縛られてる気がする…」
その言葉にいつものイタさは含まれておらず、ふざけてる訳でも無さそうだ。
何か悩みごとでもあるのだろうか?
そこに次男の相棒、末っ子がやってくる
トド「~♪~♪って、カラ松兄さんじゃん!いつものイタい格好じゃないんだね」
何故か末っ子の声に過剰に反応した彼は急いでサングラスを付け振り返る。
カラ「フッ、いつものようにサンシャインを浴びカラ松ガールがディスティニーに導かれ俺とであu(トド「イッタイよねえ」……」
彼の言葉はすっかり末っ子に遮られてしまったようだ。
しかし彼の表情は何処か安心したようでもあった。
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