ONE ROOM ／ 〆 

痛、……あー、狡いなあ。いや、狡くないけど。たまに意外なところあるよね、君。（　額抑えぶつくさ　／　きゅん　）　とか言いつつ来てくれるんだから満更でもないってことでしょ。はい、それじゃあ愛情増量サービスー。（　ふふん　／　相手の体ぎゅ、と包み込めば頭撫で　）　さっすが、よく分かってるね。その勢いで他の家事もやってくれたらもっと好きになっちゃうなあ。（　ちらり、台所へ目を向けて　）

なんだよ、文句あるかコノヤロー。い・ち・お・う、お前は俺の恋人なんだからそんぐらい思うだろ。( 口先尖らせ顔逸らして ／ 地味に耳赤くし ) うるせ…、っ。…お前ってほんと無駄に良い匂いするよな。( 肩口にぽすんと顔をうずめて ) はー？あんま調子乗るなよ。家事は半々に分担してやるべきだろ？俺が料理と掃除、お前が買い物と洗濯、あと洗い物もな。( 頭がっしり掴んで此方向かせ ／ じと )

なんでもないよ、ほんとほんと。…写真撮っといていい？環くんがデレた記念。（　じい　／　すす、と端末構え　）　でーたよ、天然タラシ。煙草吸ってるぶんそこは気を付けてるもんね、今度香水貸してあげようか？あとワックスも。（　言いつつ機嫌良さげに　／　髪わしゃり　）　ええ、厳しいなあ。買い物なら仕事帰りにできるけどあとは面倒臭い、主夫力見せてよ環くーん。（　だらだらと頭振り抵抗を　）

なーにが記念だコラ、ちゃっかり構えてんじゃねぇ！( カメラの上を覆うように掌置いて ) 香水なんざ付けてられるかっての。動く度に自分の体からプンプン匂いしてたんじゃ落ち着かねぇ…。…まあ、ワックスぐらいなら今度借りるけど。( 軽く溜息零し乍 ／ ちらり ) お前こそちっとはやる気出せや。面倒臭いからって俺が何でも承諾すると思ったら大間違いだからな。( ぐりぐりと頭掴む指に力入れて )

ざーんねん、邪魔されちゃった。ねえ、さっきの顔もっかいしてよ、そこそこ可愛げがあったからさ。（　端末しまい軽い口調で述べれば頬つつき　）　俺とお揃いの匂いになれるのにー。嬉しくない？あ、ワックス使うならついでに髪いじらせてよ。（　髪の束一房手に取ればツヤの確認するよう観察して　）　ぎゃ、ギブギブ。…ううん、しっかりし過ぎてるのも考えものだなあ。ちゃんとやるよ、忘れてなかったらね。（　指べしり　／　最後のみぼそりと　）

して、とか言われて素直にすると思うか俺が…。( 腕組み眉顰めつつも、無意識に口元緩んで ) …嬉しくねぇとかそーいうんじゃないわ。逆だろ逆、ずっとお前の匂いしてたら集中出来ん。( 首擦り ／ ぽつり ) そーいや美容師してたんだったな。変な髪型にしねぇんなら、晴に任せる。( 相手の動き目で追い ) 最後何か言ったかオイ。……まあ良い。やる気見せただけマシか。( ぱっと手を離し ／ ふん )

さあね。でも、性格はともかく表情筋は素直みたいだし？（　くすり、笑み零しては自身の口元指し示し　）　…うーん、なるほど、納得納得。香水、次に畳み終わった服につけとくね。（　相手包む力僅かに強め　／　真顔　）　そうだよ、売れっ子美容師。横に流すだけでもかっこいいよね、あとオールバックも見てみたい。ピンとか小物使うのもいいなあ。（　楽しげに前髪分け始め　）　気のせいでーす。ま、料理担当は環くんだもんね。それなら面倒臭くてもとりあえずは妥協できるかな。（　ほ、と一安心　／　こく　）

っ、…こればっかりはどうにもならん。( 咄嗟に腕で口元隠して ／ ぐぬ ) 集中出来ねーって言っただろ今…！…ったく…、付けんなら少なめにしろよ。( ふう ／ 内心満更でもない ) 自分じゃ髪なんかまともにいじらねぇからなー…何が似合うのかとか考えたこともねぇ。( じっと興味深げに見て ) 料理に関しては俺の腕の方が信用出来る。お前はせいぜい洗濯物上手く畳めるように努力しろよ。( 何処か得意げに仁王立ち )

やだなあ、隠すことないじゃん？スマイル延長でお願いしまーす。（　腕掴んでは軽く引っ張って　）　うんうん、少なめにして色んな所につけとくから。時々嗅いでにやけるのに使っていいよ、俺にハグされてる時のこと思い出してね。（　はは　／　後頭部ぽんぽん　）　勿体無いなあ、折角男前なのに。ま、今の髪型も似合ってるけどさ。（　顔凝視　／　両手するりと離して　）　事実だけど生意気ー。ねえ、俺あれ食べたいなあ、長めに煮込んだ肉じゃが。（　片手人差し指ぴん、と　）

いーやーだー。人前で笑うのとか慣れてねぇし、絶対引き攣るし！( 意地でも腕外そうとせず ) 余計なことを言う…。自分の服の匂い嗅いでニヤけてる奴なんて傍から見たらただの変人だろ。( 眉ぴくり ) 男前とか、女からモテモテな顔の良いお前に言われても素直に喜びづらいな。( 皮肉った調子で ) 長め？煮崩れ気味になるくらいか？…そういうのは俺も好きだけど。( 顎に手を置き ／ ふむ )

ちぇ、笑った顔好きなんだけどなあ。笑顔でいれば目付きの悪い環くんでもビビられずに済むかもよ？（　渋々手外し　／　失礼　）　それは言えてる…じゃあ、前言撤回。俺の事思ってにやけさせちゃったらごめんね。（　少し考えた後、あまり変わっていない返答を　）　あはは、ありがと。男前はお世辞じゃないからね、正確に言えば俺の好きな顔ってことだけど。（　意に介さない様子でけらり　）　うん、それくらい。味が染み込んでて美味しいんだよね、あれは環くんの作る美味しい料理ランキングの中でも上位に食い込むよ。（　ほくほく　／　声色明るく　）

…なんか、気持ち悪くねーか？普段こんな目してるのが急に笑顔とかになって。( 難しい顔をして悩み、一層目付き悪くなり ) 安心しろよ、まずお前のこと考えた程度でニヤけたりしねぇから。( ふん ／ 意地っ張り発動 ) …そーかよ。一応、褒め言葉としてとっとく。( 後頭部掻き ) 味がしっかり染みてんのは何でも美味いよな。…そんな食いてぇなら、今から作ろうか。( 少し上機嫌そうに問い掛け ／ 褒められて伸びる子 )

別に、むしろギャップがあっていいと…うわ怖！もう、何か考え事するとすーぐ悪人面になるんだから。（　ぎょ　／　顔と顔やや近付け覗き込み　）　そう？俺は時々にやけちゃうけどなあ、寝顔とか思い出すと特にね。（　言いつつ口角ゆるり　）　素直でよろしい。──え、ほんと？作って作って、俺のシェフは優しいなあ。（　即答　／　分かりやすく声弾ませて　）

あ？……あー、良くねぇ癖だなこれは。てかそんなに悪人みたいな顔してたか？( ハッとなり眉下げ ) …あっそ。まさか仕事してる最中にニヤけてるなんてことはねぇよな？( 思わず顔が綻びそうになるところを手で覆い隠し ／ 誤魔化すように目力強め ) 俺が一体いつからお前のシェフになったのか知らんが…、ちょっとくらい手伝え。調味料計るとか。( キッチン向かい、まな板用意すれば必要な材料出して )

してた。…なーんて、まあ迫力があったのは確かかな。気になるなら俺の顔でも参考にする？（　冗談、と片手ひらり　／　緩く微笑　）　ないない、その辺はちゃんとしてるよ。─でもそうだなあ、休憩中とかちょっとぼんやりしてる時とか…ふとした時に浮かんじゃうことがあってさ。（　ちら、とその動作確認したのち考えるよう宙見上げ　）　いーよ、それくらいなら任せて。ここで見てていい？（　その場へ包丁追加しこくり　／　背後より肩に顎乗せつつ軽く腕回して　）

お前の顔〜？…そんなチャラい顔付きにはなりたかねぇが、多少は参考ぐらいになるか。( 目細めつつ相手の顔を観察し ) へー…そういうもんなのかー。俺がお前のこと思い出すのは街で似たようなチャラ男見かけた時だな。( 未だに口元覆い ／ 冗談っぽい声色で ) っ、んなとこに居たら作りづらいだろ…！てか集中出来ねぇからもうちょい離れろ！( 視線だけ相手の方向け、片手でその両頬挟むようにして )

環くんひどーい。顔付きじゃなくても笑顔とかさ、どう？第一印象は良いってよく褒められるんだよね。（　目線相手に固定し　／　得意顔　）　自分の彼氏の方がイケメンだなーって？あはは、ありがと。（　己の顔指し示しつつ　／　言ってない　）　えー、いいじゃん。駄目？──それならはい、ここね。（　もごもごと抗議したのちぱっと体離しては、隣まで移動して　）

あくまで第一印象“は”、か。…笑うとか慣れねぇからよく分からんけど…、…こう、か？( 相手の笑い方思い出しながらぎこちなく口角上げてみせ ) …ほんと自分の良いように解釈してくなお前は。まあ、…間違いではない。( 軽く溜息吐き ／ ぼそ ) そこでも十分近ぇけどさっきよりはマシだな。─あ、ナベとか用意しといてくれ。( 手際よく材料の皮剥いて切っていき ／ 戸棚に目線送って )

うん、頑張ってます感はすごく伝わってくる！…提案しといてなんだけど、やっぱ環くんは何にも意識しない方がいいかもね。（　親指ぐっと立て　／　腕組み　）　え、─何々、聴こえなかったんだけど。なんて言ったかもう一度聴かせてよ。（　一瞬ぽかん　／　喜色滲ませては態とらしく詰め寄って　）　了解。なんかアシスタントになった気分、たまにはこういうのも楽しいね。（　使用すると思われる道具まとめて準備すると、定位置へ戻り上記　）

やっぱレベル高ぇわ、笑顔とか。なんか表情筋めっちゃ疲れた感じあるし。( 頬をほぐすように指先で触れ ／ むむ ) っだー！一回で聞き取れ一回で！……お前の方が、カッコよく見えるに決まってんだろ馬鹿。( 相手の耳の縁摘めば軽く引っ張り、眉顰めながらも頬少し染めて ) ああ、俺もこき使える奴が居ると助かるわ。─うっし材料切れた。調味料用意出来てるかー？( 態とらしく口悪く返し ／ ナベに材料入れ炒め始め )

ま、普段やり慣れてないとねえ。たまーにでるあの笑顔さえ出来ればモテモテになれちゃうと思うんだけどな。（　目元若干細くすれば思案顔で　）　わ、…へー、そうなんだあ。いやー嬉しいなあ、俺の事大好きだもんね、環くん。（　口角ゆるゆる　／　上機嫌で続け　）　アシスタントね、アシスタント。はい、これとこれと…隠し味とかある？（　強調　／　調味料相手の手元へ寄せてはふと問うて　）

そう上手いこといくかよ。つーか、お前はもし俺がモテモテになったとして、…嫉妬とかしねぇのか。( 反応窺うような目で ) あ゛ーっ、うっせぇうっせぇ！大好きじゃねぇよお前のことなんて！( 拳握ればそのまま容赦なく側頭部ぐりぐり ) ん、さんきゅ。─隠し味とかは別に無いな。あとお前は出来上がるまで待っとけ。( 軽く礼を述べれば首ゆるりと横に振り ／ 調味料加え )

俺？残念ながらそんなにしないよ、多分。だって自信があるもんね、いくらモテても環くんの一番は俺だーって。（　そうでしょ、と問い掛けるように首傾げ　）　またまた照れちゃって、ほんとかわ…いくない！暴力反対だってこの前も言ったよね！？（　ぎゃあぎゃあ　／　両手で腕掴み必死の応戦を　）　ふーん、なくてもあんなに美味しくなるもんなんだ。……ね、もうちょっと時間かかるよね？煙草吸ってこようかな。（　意外そうにぽつり　／　ベランダの方向一瞥して　）

すっげぇな、その自信に満ちた感じ。…否定はしねーけど…。俺はそこまで自信持てない。いつだってお前は女に囲まれてて、いつ俺を置いていっちまうのか…不安になる時あるし。( 後頭部掻き ／ 珍しくしおらしい態度になりつつ目を伏せて ) お前が調子乗ったこと言う度に勝手に体が動くんだよ！マジでその口、縫い合わせてやりてぇ…。( 腕掴まれながらもジタバタ ) 煙草〜？…あー、ベランダなら良い。出来たら呼ぶ。( 一瞬煙草の言葉に反応するも視線の先見ては承諾して )

…もう、変な所で気が弱くなるんだから。説得力が無いのは百も承知だけどさ、俺って結構一途なんだよ？形にして見せられないのがもどかしいくらい。（　くす　／　片手伸ばすと頭軽く撫で　）　歪んだ愛情だなあ…縫われても破るから早いとこ諦めてね。もっと平和な解決方法ってない？（　※愛と言い張る　／　腕から意識逸らさぬよう慎重に　）　はいはーい、よろしくね。──はー、……幸せ。（　ぽん、と肩叩いてはそそくさとその場離れ。ベランダにて煙吐けば、誰に聞かせるでもない独り言をぽつり　）

ああ…、確かに言葉だけじゃ説得力に欠ける。一途かどうかは形にならねぇけど、…どんだけ好きか、くらいは形に出来んだろ。( ふぅ、と息吐いて ／ 噛み付くように口付けしては『─こんな風に』なんて呟き ) 平和だ？具体的にどうすりゃ良いんだよ、平和な解決方法って。( 眉間に皺寄せ ) …はー…、あんな近くで見られながら料理するとか意外と調子狂うな…。味おかしくなってなきゃ良いけど。( ベランダで煙草吸う様子一瞥しては洗い場の縁に両手を付いて、ナベを見つめ ／ ぼそり )

ん、─強引だなあ、環くんらしいや。それじゃあ俺はこことここ、…ああ、あとここも。（　少々瞳見開いて　／　両肩に手乗せては、唇・鼻先・首筋と順に口付けていき　）　うーん、例えばほら。イライラしたらあそこのクッション殴るとか？（　ソファの上指差し　／　名案だとばかりに口角上げて　）　頑張ってる頑張ってる。…なんだかんだ甘やかされちゃうんだよね、俺もまだまだだなあ。（　ふと視線感じ振り向くと、相手の姿横目で眺めつつ困ったような笑い顔を　）

悪い、俺の場合は強引にいく方が性に合ってるんだよ。…だから、こうでもしとかねぇと気が済まなくてな。( 口付けされていく様子を緩く目細めながら見て、相手の片腕を掴んではその首筋に口を寄せ噛み跡つけて ) クッション殴ったところで柔らけぇから殴りがいなさそうだけど…。まあ、アリかもな。( クッション持ち上げれば考え ) ─…そろそろ、丁度いいくらいか？…ん。こんなもんだろ。おーい、晴！出来たぞ！( 暫く経ち、ナベ確認すれば味も染み込んでおり ／ 軽く味見しつつ大きめの声で呼びかけ )

い゛っ！……全く、不安にさせすぎちゃったかなあ…環くん。左手出して。（　一瞬顔歪めたのち小さなため息一つ吐き、相手優しく離しつつそんな要求を　）　でしょ、これなら俺もハッピーに…いや待てよ。クッションが消耗品になる…？（　真面目な顔で予想　／　はた　）　お、やった。──オッケー、今行くねー。（　煙草の火消し　／　返答しては室内へ　）

っは…、左手…？( 離れると少し落ち着いた様子になり ／ 要求通り左手を差し出して ) 物相手なら容赦は要らねぇからな、一回につき一個のクッションが無くなると思え。( 腕組んで面白半分に返し ) だいぶ味染みてると思うけど、ちゃんとお前の好みになってるか分かんねぇよ。まあとりあえず食ってみろ。( 適当な皿用意しては盛り付けてテーブルに置き、自分は椅子に腰掛けて )

そうそう。─痛くするよ、ごめんね。（　言い終えるや否や手首掴み、その薬指へ噛み付いて　）　うわあ。やっぱ前言撤回、俺に優しくぶつけるようにして？（　想像したらしく　／　" 優しく "強めに　）　大丈夫だって、すっごく良い匂いするし。いただきまーす。（　向かいに座っては合掌ののち一口　／　「 あー、うん、…俺の好み、把握され過ぎててちょっと悔しいんだけど 」内容とは裏腹に嬉しさ滲む声で感想を　）

痛く…？……いって！( ゆる、と不思議そうに首傾けるも思わぬ痛みに小さく声上げ ) 俺としてもそっちの方がありがてぇな。なるべく、優しくしてやるから。( “なるべく”の部分を強調して ) ってことは、お前好みの味になってるってことだな？…良かった。( 頬杖つきながら自分も一口 ／ 安心したのか自然と一言漏らし )

ふ、……はい終わり。ねえ、ここに印付けるくらいの意味は分かるでしょ。（　駄目押しとばかりに噛み付き直したのちそっと解放し　／　赤くなったそこ一撫でしてはちらり目線で問い　）　いやいや、全力で優しくして？環くんのなるべくは全然なるべくじゃないって俺の勘が言ってるから。（　両手出しSTOPのポーズ　）　ボーリングで例えるとストライクだね。もう、他の肉じゃが食べられなくなったらどうしてくれるのさ。（　どんどんと食べ進めながら苦笑混じりに上記述べ　）

……分かるわ、そんくらい。恥ずかしいことしやがってお前…。( 左手の薬指に付いた赤い跡をじっと見ながら口元を右手の甲で抑え ／ 照れ隠し ) ほー、お前の勘もなかなか鋭いじゃねぇか。優しさなんて俺にあると思ってるのか？( ふは ) ははっ、そりゃ良いな。俺の作った肉じゃがしか受け付けねぇ体にでもなっちまえ。( 満足そうに柔らかめな笑み零し )

形にできるー、って煽ってきたのはそっちだもんね。ちょっとくらい伝わった？俺の気持ち。（　悪戯っぽく笑み浮かべ　）　この勘は当たってほしくなかった！大丈夫だって、あるある。愛しの恋人相手だよ？（　ぎゃん　／　肩ぽんぽん、と　）　意地悪だなあ。ちゃーんと責任取ってね、──あ、おかわり頂戴。（　相手の笑み微笑ましい気持ちで見つめてはゆったりとした声色で返答を　／　空の皿差し出して　）

…十分過ぎるくらいだ。まあ、いつかこの跡も消えてくんだろうけど。( 口角緩ませ、何処か寂しげに ) 愛しの恋人相手だろうが何だろうが俺は俺だからな。寧ろ暴力的になるのは愛情の裏返しとでも思っとけよ。( 肩叩く腕掴んで ／ 悪い笑み ) そんな責任ならいくらでもとってやるわ。( 皿持ち上げキッチンに向かい、肉じゃが盛り付ければまた机上に置いて ／ 腕組み )

消えたって何度も付け直してあげる。…って言いたい所だけど、環くんの指がぼろぼろになっちゃうのは嫌だなあ。（　ひょいと相手の左手持ち上げ、何か考え込むような顔で　）　自分をしっかり持ってるのはいい事だけどねえ。好きな子ほど虐めたいってやつ？照れるなあ。（　へらり　／　腕するりと引き抜いては指先のみひらひら　）　えっ、嘘、超男前。惚れ直しそう。（　肉じゃが目の前にしたままぽかん　／　じわじわと口角緩んでいき　）

そう簡単にボロボロになんてならねぇだろ。…もしくは、本当に形として残るもんを付けるか。( 目細めて ) …そんなとこだろうな。お前を見てると他の奴より無性に手ぇ出したくなる。( 溜息つくも、へらりと緩い笑み零し ) 勝手に惚れ直しとけ。俺の作ったものしか食えなくなる体に出来たら面白そうってだけだからな。( 至って真面目な顔で ／ 肉じゃが食べ )

んー。…あ、閃いた。これとかどう？だいぶ使い込んでるからそんなに綺麗じゃないけどさ。（　おもむろに己のネックレス外し　／　そこに揺れるリング掲げて　）　ありゃ、素直。その気持ち、言葉にしてくれたらもっと嬉しいんだけどなあ。（　カーブ描く口にじ、と注目しつつ　）　そうする。環くんったらかーっこいー。俺様ー。料理上手ー。（　ひゅーひゅー　／　軽い調子で掛け声を　）

え。…良いのかよ、それ。お前のお気に入りとかじゃねぇの？( リング凝視し数回瞬きして ) 言葉にすんのが難しいから拳に任せてんだよ。……努力はするけど。( 視線感じると顔を少し逸らし ／ 口ごもりつつ ) っ、なーんか馬鹿にされてる気ぃすんだけどその言い方…。( ぴく、と眉顰め ／ 片頬摘んで引っ張り )

いーよ、環くんなら大事にしてくれそうだし。似たようなのも売ってるしね──お、結構ぴったりなんじゃない？（　柔和な表情のままリングとチェーン分けては、相手の指と並べてみて　）　できるできる、たった二文字なんだから。ま、普段聞けないからこそ聞けた時の嬉しさが倍増するってのもあるけどね。（　にい　／　逸れる顔追うように覗き込み　）　してないしてない！ほんとのこと言っただけじゃん、俺の口は素直なの！（　顔軽く振り　／　己の口に食指向け　）

お前が良いんなら良いけど…。…じゃあ、お前の分のリング、俺が買う。( リングと自身の指見ては本物の指輪のように感じて少しドキリとし ／ ちらりと提案を ) その二文字が難易度高ぇんだって。いつか言う、いつか！( 覗き込む顔に視線だけ向け ) 素直なのはまぁ分かってる。良い意味でも悪い意味でもな。( 唇の両端挟むように指先で摘んでやり )

あはは、律儀だなあ。無理して高いの買わなくてもいいからね？愛さえ籠もってれば輪ゴムでも嬉しいから。（　目線受けてはくすり　／　うんうんと明るい調子で続け　）　はいはい、いつかね。俺が毎日言ってお手本になってあげようか。（　楽しそうな顔してはゆるく頭撫で　）　一言余計だよ、折角褒めてるのにー。あんまりかっこ悪い顔にしないでね。（　上記もこもごと　／　指先突付き　）

高いのなんか買う金は無ぇけど、輪ゴムは流石にやらねーわ。つかどうする気だよ輪ゴム貰ったら。( 少し吹き出し ) …それはそれで落ち着かねぇ。…でもまあ、それなら慣れてきそうではある。( こく、と緩く頷き ) っ……かっこ悪いっつーか面白いぞ、今のその顔。( 唇摘んだまま笑い堪えるように口元抑え )

職場で有り難ーく使わせてもらうよ、実用品だしね。あ、でも面白いから一度写真は撮ろう。（　あっさり　／　割とリアルな想像を　）　お、それじゃあ日課にしちゃおう。─好きだよ環くん。大好き。（　そのまま片手後頭部へ　／　相手引き寄せ耳元でぽつり　）　ちょっと、それ言わないようにしてたのに！お揃いになっちゃいなよ、ほらほら。（　すっと腕伸ばしては軽い力でやり返し　）

ふはっ、…そう考えると輪ゴムのリングとかそれはそれで面白ぇかもな。俺がリング買うまで輪ゴムしとくか？( その辺にあった輪ゴムひとつ手に取り ／ 相手の指に通そうと ) っ、んな耳元で言う必要あんのか…！( ぴくり ／ 反射的に耳元手で抑えて ) んむ。…おい、こんなの俺の顔の方が余計可笑しいだろ。( 口先尖らせたまま不満そうにして )

いやー助けてー、俺の初めてが輪ゴムに奪われるー。なんて、普通にお断りだから指の代わりに紙束でも縛ってあげて。（　冗談ぽく上記口にすれば若干指引っ込めて　／　くつくつ笑い溢しつつ　）　だってさ、こっちの方がどきどきしない？こういうの好きかなーって思って。（　耳抑える手に軽く擦り寄り　）　自業自得でーす。…ふふ。可愛いよ。（　満足気　／　ふにふにと感触楽しんで　）

なんだよ、人がせっかくプレゼントしてやろうってのに。…まあ鬱血されても困るしな。( 態とらしく不機嫌そうに眉寄せ ／ ふっ ) 好きっつーか、擽ってぇんだよ。( 内心ドキドキはしていて ／ ぐぬ ) …自分が今どんな顔してっか分かんねーけど、可愛いはヤメロ。( なんとなく恥ずかしいのか視線外し )

輪ゴムは輪ゴムでも愛のこもった輪ゴムじゃないと嫌なの。そうそう、これでも一応商売道具だからね。（　口元緩めたまま相手の眉間突付き　／　左手すっと掲げてみせ　）　擽ったいのは嫌い？俺は好きなんだけどなあ、こうしてんの。（　疑問符寄越せば動き止め　／　手の甲へ一度唇落とし　）　やーだね、さっきも言ったでしょ？俺の口は素直なの。いい顔してるから安心しなよ。（　片手にてサムズアップ　）

っ、愛のこもった輪ゴムとか聞いたことねぇな。何にせよ、お前の商売道具に傷は付けねーよ。( 掲げられた左手ぺちぺちと叩いて ) …擽ってぇのはニガテだ。特にお前にやられると落ち着かん。( 眉寄せつつ耳元少し赤くし ) 安心なんざ出来るわけあるかっ。ほら、離すからお前も離せ。( 相手の唇挟んでいた指外し ／ 同様に離すよう促し )

さっすが、分かってるう。この手でいっぱい稼いで来るからね、将来は専業主夫も視野に入れといていいよ。（　ふふん　／　その様子柔らかい眼差しで眺めつつ　）　あはは、いい事聞いちゃったなあ。もうちょっと意地悪したいところだけど…うん、俺も鬼じゃないからね。今度にしよう。（　いい笑顔　／　耳の端つん、と突付いたのち顔離し　）　はーい。一枚くらい写真撮っときたかったなあ、変顔環くん。（　促されるまま指外しては冗談混じりにぽつり　）