ONE ROOM ／ 〆 

痛く…？……いって！( ゆる、と不思議そうに首傾けるも思わぬ痛みに小さく声上げ ) 俺としてもそっちの方がありがてぇな。なるべく、優しくしてやるから。( “なるべく”の部分を強調して ) ってことは、お前好みの味になってるってことだな？…良かった。( 頬杖つきながら自分も一口 ／ 安心したのか自然と一言漏らし )

ふ、……はい終わり。ねえ、ここに印付けるくらいの意味は分かるでしょ。（　駄目押しとばかりに噛み付き直したのちそっと解放し　／　赤くなったそこ一撫でしてはちらり目線で問い　）　いやいや、全力で優しくして？環くんのなるべくは全然なるべくじゃないって俺の勘が言ってるから。（　両手出しSTOPのポーズ　）　ボーリングで例えるとストライクだね。もう、他の肉じゃが食べられなくなったらどうしてくれるのさ。（　どんどんと食べ進めながら苦笑混じりに上記述べ　）

……分かるわ、そんくらい。恥ずかしいことしやがってお前…。( 左手の薬指に付いた赤い跡をじっと見ながら口元を右手の甲で抑え ／ 照れ隠し ) ほー、お前の勘もなかなか鋭いじゃねぇか。優しさなんて俺にあると思ってるのか？( ふは ) ははっ、そりゃ良いな。俺の作った肉じゃがしか受け付けねぇ体にでもなっちまえ。( 満足そうに柔らかめな笑み零し )

形にできるー、って煽ってきたのはそっちだもんね。ちょっとくらい伝わった？俺の気持ち。（　悪戯っぽく笑み浮かべ　）　この勘は当たってほしくなかった！大丈夫だって、あるある。愛しの恋人相手だよ？（　ぎゃん　／　肩ぽんぽん、と　）　意地悪だなあ。ちゃーんと責任取ってね、──あ、おかわり頂戴。（　相手の笑み微笑ましい気持ちで見つめてはゆったりとした声色で返答を　／　空の皿差し出して　）

…十分過ぎるくらいだ。まあ、いつかこの跡も消えてくんだろうけど。( 口角緩ませ、何処か寂しげに ) 愛しの恋人相手だろうが何だろうが俺は俺だからな。寧ろ暴力的になるのは愛情の裏返しとでも思っとけよ。( 肩叩く腕掴んで ／ 悪い笑み ) そんな責任ならいくらでもとってやるわ。( 皿持ち上げキッチンに向かい、肉じゃが盛り付ければまた机上に置いて ／ 腕組み )

消えたって何度も付け直してあげる。…って言いたい所だけど、環くんの指がぼろぼろになっちゃうのは嫌だなあ。（　ひょいと相手の左手持ち上げ、何か考え込むような顔で　）　自分をしっかり持ってるのはいい事だけどねえ。好きな子ほど虐めたいってやつ？照れるなあ。（　へらり　／　腕するりと引き抜いては指先のみひらひら　）　えっ、嘘、超男前。惚れ直しそう。（　肉じゃが目の前にしたままぽかん　／　じわじわと口角緩んでいき　）

そう簡単にボロボロになんてならねぇだろ。…もしくは、本当に形として残るもんを付けるか。( 目細めて ) …そんなとこだろうな。お前を見てると他の奴より無性に手ぇ出したくなる。( 溜息つくも、へらりと緩い笑み零し ) 勝手に惚れ直しとけ。俺の作ったものしか食えなくなる体に出来たら面白そうってだけだからな。( 至って真面目な顔で ／ 肉じゃが食べ )

んー。…あ、閃いた。これとかどう？だいぶ使い込んでるからそんなに綺麗じゃないけどさ。（　おもむろに己のネックレス外し　／　そこに揺れるリング掲げて　）　ありゃ、素直。その気持ち、言葉にしてくれたらもっと嬉しいんだけどなあ。（　カーブ描く口にじ、と注目しつつ　）　そうする。環くんったらかーっこいー。俺様ー。料理上手ー。（　ひゅーひゅー　／　軽い調子で掛け声を　）

え。…良いのかよ、それ。お前のお気に入りとかじゃねぇの？( リング凝視し数回瞬きして ) 言葉にすんのが難しいから拳に任せてんだよ。……努力はするけど。( 視線感じると顔を少し逸らし ／ 口ごもりつつ ) っ、なーんか馬鹿にされてる気ぃすんだけどその言い方…。( ぴく、と眉顰め ／ 片頬摘んで引っ張り )

いーよ、環くんなら大事にしてくれそうだし。似たようなのも売ってるしね──お、結構ぴったりなんじゃない？（　柔和な表情のままリングとチェーン分けては、相手の指と並べてみて　）　できるできる、たった二文字なんだから。ま、普段聞けないからこそ聞けた時の嬉しさが倍増するってのもあるけどね。（　にい　／　逸れる顔追うように覗き込み　）　してないしてない！ほんとのこと言っただけじゃん、俺の口は素直なの！（　顔軽く振り　／　己の口に食指向け　）

お前が良いんなら良いけど…。…じゃあ、お前の分のリング、俺が買う。( リングと自身の指見ては本物の指輪のように感じて少しドキリとし ／ ちらりと提案を ) その二文字が難易度高ぇんだって。いつか言う、いつか！( 覗き込む顔に視線だけ向け ) 素直なのはまぁ分かってる。良い意味でも悪い意味でもな。( 唇の両端挟むように指先で摘んでやり )

あはは、律儀だなあ。無理して高いの買わなくてもいいからね？愛さえ籠もってれば輪ゴムでも嬉しいから。（　目線受けてはくすり　／　うんうんと明るい調子で続け　）　はいはい、いつかね。俺が毎日言ってお手本になってあげようか。（　楽しそうな顔してはゆるく頭撫で　）　一言余計だよ、折角褒めてるのにー。あんまりかっこ悪い顔にしないでね。（　上記もこもごと　／　指先突付き　）

高いのなんか買う金は無ぇけど、輪ゴムは流石にやらねーわ。つかどうする気だよ輪ゴム貰ったら。( 少し吹き出し ) …それはそれで落ち着かねぇ。…でもまあ、それなら慣れてきそうではある。( こく、と緩く頷き ) っ……かっこ悪いっつーか面白いぞ、今のその顔。( 唇摘んだまま笑い堪えるように口元抑え )

職場で有り難ーく使わせてもらうよ、実用品だしね。あ、でも面白いから一度写真は撮ろう。（　あっさり　／　割とリアルな想像を　）　お、それじゃあ日課にしちゃおう。─好きだよ環くん。大好き。（　そのまま片手後頭部へ　／　相手引き寄せ耳元でぽつり　）　ちょっと、それ言わないようにしてたのに！お揃いになっちゃいなよ、ほらほら。（　すっと腕伸ばしては軽い力でやり返し　）

ふはっ、…そう考えると輪ゴムのリングとかそれはそれで面白ぇかもな。俺がリング買うまで輪ゴムしとくか？( その辺にあった輪ゴムひとつ手に取り ／ 相手の指に通そうと ) っ、んな耳元で言う必要あんのか…！( ぴくり ／ 反射的に耳元手で抑えて ) んむ。…おい、こんなの俺の顔の方が余計可笑しいだろ。( 口先尖らせたまま不満そうにして )

いやー助けてー、俺の初めてが輪ゴムに奪われるー。なんて、普通にお断りだから指の代わりに紙束でも縛ってあげて。（　冗談ぽく上記口にすれば若干指引っ込めて　／　くつくつ笑い溢しつつ　）　だってさ、こっちの方がどきどきしない？こういうの好きかなーって思って。（　耳抑える手に軽く擦り寄り　）　自業自得でーす。…ふふ。可愛いよ。（　満足気　／　ふにふにと感触楽しんで　）

なんだよ、人がせっかくプレゼントしてやろうってのに。…まあ鬱血されても困るしな。( 態とらしく不機嫌そうに眉寄せ ／ ふっ ) 好きっつーか、擽ってぇんだよ。( 内心ドキドキはしていて ／ ぐぬ ) …自分が今どんな顔してっか分かんねーけど、可愛いはヤメロ。( なんとなく恥ずかしいのか視線外し )

輪ゴムは輪ゴムでも愛のこもった輪ゴムじゃないと嫌なの。そうそう、これでも一応商売道具だからね。（　口元緩めたまま相手の眉間突付き　／　左手すっと掲げてみせ　）　擽ったいのは嫌い？俺は好きなんだけどなあ、こうしてんの。（　疑問符寄越せば動き止め　／　手の甲へ一度唇落とし　）　やーだね、さっきも言ったでしょ？俺の口は素直なの。いい顔してるから安心しなよ。（　片手にてサムズアップ　）

っ、愛のこもった輪ゴムとか聞いたことねぇな。何にせよ、お前の商売道具に傷は付けねーよ。( 掲げられた左手ぺちぺちと叩いて ) …擽ってぇのはニガテだ。特にお前にやられると落ち着かん。( 眉寄せつつ耳元少し赤くし ) 安心なんざ出来るわけあるかっ。ほら、離すからお前も離せ。( 相手の唇挟んでいた指外し ／ 同様に離すよう促し )

さっすが、分かってるう。この手でいっぱい稼いで来るからね、将来は専業主夫も視野に入れといていいよ。（　ふふん　／　その様子柔らかい眼差しで眺めつつ　）　あはは、いい事聞いちゃったなあ。もうちょっと意地悪したいところだけど…うん、俺も鬼じゃないからね。今度にしよう。（　いい笑顔　／　耳の端つん、と突付いたのち顔離し　）　はーい。一枚くらい写真撮っときたかったなあ、変顔環くん。（　促されるまま指外しては冗談混じりにぽつり　）