朝霧組若頭 2018-08-19 16:40:05 |
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──別に優しくなんかねェよ。ただ俺が生活するのに何も知らなかったら不便だろうが。
(優しい、自分の見た目からはそぐわない言葉に怪訝そうな表情を浮かべつつ言葉を紡ぎ出し。相手が自分に対してどのような印象を受けたのかは分からないものの、初対面と言ってもいい相手が受ける印象としては真反対だろうが。茶菓子を取りに行く、と言って立ち上がる相手の事を止めようか、とも思ったのだが今後はこの家で過ごす事になるのだ。ならば遠慮は無用だろう。後ろに手を着き、くつろぐように上半身をぐっと伸ばし。そのままの体制で室内をぐるりと見渡すものの、自宅の自室と比べ変わった点といえば和室か洋室かという点くらいか。それでも何処か落ち着かないのはただ単に畳に慣れないからか、未だ警戒心が残っているからか。はたまたこの室内に生活感が薄いのか。部屋から相手が出て行った事により無音になった室内に、ややそわそわとしつつも相手が戻ってくる事を待ち。戻ってきた相手が手に持っていたのはお盆の上に乗せられたどら焼きとみたらし団子、そして緑茶。それらが目の前に置かれれば、後ろに着いていた手を戻しやや背中を丸めて座りなおし。再び視界の中に入る位置に座る相手が、まるで興味を示した物を欲しがる子供のように瞳を輝かせているのが見える。話題を探すように視線を斜め下に向けた後、そう言えばと思い出すように口を開き。相手は自分のことを多少は調べたのやも知れないが、自分に相手の情報は全くと言っていいほど入ってきていない。それ故の「男である自分に対して嫁ぎに来い、と言った変人」という認識になっているのだが。小さく首を傾げるようにしつつ目を細め)
……そう言やァ、俺はテメェの事知らねェんだけど。嫁いで来い、って言うわりに何にもテメェ自身の事教えてくれねェの?
(/随分と遅くなってしまい申し訳ありません!少し落ち着いてはきたのですが、まだ多忙なままでして…。暫くの間、レス頻度がぐんと落ちてしまうかと思われます…。)
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