橙 2018-08-11 15:32:12 |
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>26 / 霖灯くん / 背後様
( /嬉しい言葉ばかりを...!本当にありがとうございます...!こちらこそ参加して頂けた事が嬉しくて仕方ないのでどうか飽きる迄言葉を交わして言ってください。2人の会話を見ながら存分にニヤケさせていただきます...!名前の件ですが、本当にこれといって苦手な響きや漢字などもないので背後様が好きだと思うものをお使いくださいね...!絡み文の投下ありがとうございます、それではこのまま絡ませて頂きますのでもし今後なにかご不明点ややりたいことなど何かございましたら何なりとお申し付け下さい。それではこちらは此処でひっこみますね...!今後よろしくお願いします )
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( 昔は多くの参拝客で溢れていた神社に響くのは、虫の音色と木々が掠れる寂しげな音だけ。人々にとって良い神である事を心掛けていたし、御利益があると思って貰う為に願いは幾つも叶えてきた。人はそんな己を慕い毎日の様にお供え物だって置いてあった。のだが、もうそれは過去の話。何処ぞの阿呆に姿を見られてしまったのが切っ掛けでこの神社は"曰く付き神社"と成り下がった。好奇心旺盛な性格が祟り、お供え物に近付いたのがいけなかったのか。何時も置いてあった茶色くいい香りの食べ物につられ人の元へ姿を現した所をまんまと写真に収められ"狐の祟りが起こる神社"という微塵も嬉しくない称号を手にしてしまった訳だ。阿呆に姿を見られたのではなく、己が阿呆だったとは認めたくはないのだが。今ではこの神社に訪れるのは夜分遅く怖いもの見たさの人間のみとなってしまったこの神社に、正に今その理由で訪れた人間を見付けた。神を何だと思っているのか、何とも楽しげに肝試しを満喫する其の姿を見ていると長年1人きりの寂しさにふつふつと怒りさえ覚え。そこまで言うならばいっそ脅かしてやろうかと己の元へと誘い込む事を決めたのだった。単純なのか、はたまた好奇心からか躊躇いもなく狐を追い掛け迷い込んだ男は、異様な霧に包まれても尚恐る様子もなければ道を聞いてくる始末。そんな態度を取れるのも今のうちだといわんばかりに七つの尾を大きく靡かせてはフン、と鼻を鳴らし男の元へ足を進める。カランコロンと下駄の音が響けば距離が縮まる事に気付くだろう。相手と少しの距離を残した場所に立ち止まると )...罰当たりな人間め。此処が何処か解っての行動か。
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