主 2018-08-05 11:26:40 |
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【世界観その3】
【退魔武器】
雨宮家が作り上げた退魔師用の武器で霊力を込めるだけで退魔の力を発揮でき、対魔術を使えないものでも妖魔と戦うことが出来るようになった。もともと刀鍛冶であるため刀剣がほとんどではあるが、現代の技術を用いて様々な改良やアレンジがなされている。
【一一式退魔刀】
制式採用されている近接武器。概ね普通のに本当に見えるが、グリップ部分は握りやすいプラスチック成形であり、トリガーとマガジンを備えている。また、嶺の部分には開口部があり、内部は中空構造をしている。マガジンに装填された圧縮空気を利用し、トリガーを引くと開口部から一気に空気が流れ出し、刃を加速させ威力を上げるという構造になっており、新人でもある程度の戦力となり、ベテランはより素早い剣筋を発揮できる。強度や切れ味は込める霊力に依存するため、普通に使う分には普通の日本刀よりは弱い。
【○九式退魔杖】
制式採用されている退魔武器でこちらは術式を強化するためのもの、内部にモーターとマニ車が内蔵され霊力を増幅させることで術式の威力を大幅に高めている。あくまで補助の意味合いが強いが、新人の術者でも十分な戦力として使用することが出来るため、剣の腕が重要な退魔剣よりも現場での評価が高い。
【退魔弾】
細かく経典が刻まれた特殊弾丸でマニ車の用量で霊力が増幅され、妖魔にも有効な攻撃となる。この技術により、自衛隊で使用している火気でも妖魔に対抗することが可能になり、人類側の戦力を底上げすることが出来るようになった。しかし生産コストが高く、十分な量が配備されていないのが現状である。戦車砲用の弾頭も用意されていたりするが、回転させる必要があるためライフル砲でしか使用できない。
【捕縛鎖】
一見普通の鎖に見えるが、その一つ一つに術式が練り込まれており、実体を持たない妖魔でも縛ることが可能。最新型のものはワイヤー状の細く頑丈なものだが、非常に高価であるため鎖型のものがまだ主流だったりする。
【退魔兵】
巨大な体格をもつ鬼などの妖魔に対抗するために開発された全高10mもある人形の兵器。登場者の意思をダイレクトに反映させることで巨体に見合わない機動性を発揮する。西洋のゴーレムの技術やマニ車をモーターで回転させ瞬時に大規模な霊力を生み出し、強力な攻撃を行うなど、退魔師の兵力では最強と言われる。反面製造コストや整備の問題から一度に動かせる量は少なく、ここぞというときにだけしか投入されない。武器は退魔兵サイズに大型化された武器を使用する。
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