主 2018-08-05 11:26:40 |
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>雨宮 夕嵐
「あなたは、火事が起きなければ、換気扇も、消防署も、火災報知機も、いらないと思うの?防火設備は無駄、国から消防署に分配されるお金も無駄と言いたいの?」
(溢れ出る雰囲気、否、気迫そのものはもはやコックピットに乗ったその時、ハンドルを握ったようなものへ変わり。重度の圧をかけながら)
「平和な時代ならば、議論の余地もあったわね。けど、妖魔が今も暴れてる。もう戦いは激化して戦争になってるわ。武器を持って暴れる妖魔たちが遣わされ、我々の島は被害を受けている。戦争反対と叫んだところで、相手は交渉の卓につくどころか、顔すらも見せていないの。戦争反対と叫んでも、言葉が通じるかもわからないのよ?全く種族も違えば、元人間の、怨霊とやらもいるし、怒っている相手に話は通じないわ。相手が顔を出すまで、何人死んでもかまわない。というのかしら?ご立派な理想ね、見たことも会った事も無い不特定多数の人命よりも重いとは。言うじゃない」
(声を張り上げるのではなく元から通る声で、かな切るのではなく、ただ通る声で。ヒステリックさはそこに無い。裁判官が木槌を下ろすことを義務とするように話し)
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