主 2018-08-05 11:26:40 |
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【世界観その2】
【妖魔】
妖怪、悪魔、鬼、怪異、幽霊などと呼ばれる存在の総称。近年ではすっかり鳴りを潜めていたが、10年前の大災厄で一気に数が増え、退魔師が表立って活動しなければいけなくなった。世間に知られるに当たり、脅威度からカテゴリー分けされるようになり、全く無害な「カテゴリーE」から、即時対応を求められる「カテゴリーS」、そして規格外と呼ばれる「カテゴリーEX」の7段階で分けられている。伝承による影響が非常に強いため、討伐に遣われた武器や、弱点とされるものには非常に弱いという特徴がある。
【百鬼夜行衆】
九尾の狐のもとに集った妖魔の集団。この世を自分たちにとって住みよい混沌とした世界にすべく、人間に牙を向いた。「九尾の狐」「酒呑童子」「大獄丸」の日本三大妖怪に数えられるカテゴリーEXの妖魔3体が中心となっており、他にも「崇徳院」「空亡」などのカテゴリーEXの妖魔が合流している。
【九尾の狐】
10年前に愚かな退魔師が封印を解いた結果、日本中に膨大な妖気を振りまき魑魅魍魎が跋扈することになった大災厄の元凶。非常に強力な力を持つが、人間を依代としなければ活動できないため、体は普通の人間でしかない。依代は封印を解いた愚かな退魔師のもの。まだ力が体に馴染んでいないため全盛期ほどの力は出せていない。カテゴリーEX
【酒呑童子】
九尾の狐の妖気をうけて復活した最強の鬼。だまし討ちで討ち取られたために正々堂々とした戦いを好むようになった。しかし本質は鬼であることに変わりなく、乱暴で、酒が好きで、嘘と謀を嫌う。鬼を武力とカリスマで支配しており、その配下には副官として茨木童子、四天王として熊童子、虎熊童子、星熊童子、金熊童子を従えている。配下の鬼からは頭領、旦那と予備慕われている。カテゴリーEX
【大獄丸】
三明の剣と呼ばれる3本の神剣を持つ鬼神。この3本の剣があるかぎり不死身であり討伐は不可能と言われている。その正体は身の丈30mの巨大な姿を持つ巨大な鬼神であり、氷を自在に操る力を持つ、そのうえ数千もの鬼に分裂する事が可能で、たった一人でありながら数千の鬼の集団という特性を持つ。鈴鹿御前にに一目惚れして騙し討ちされたという伝承から女性に非常に弱い。カテゴリーEX
【崇徳院】
都を追われた皇族、生きながら天狗となった大魔縁。呪術に明るく様々な外法や呪いを扱い、天候さえも操るという凄まじい力を持つ。一部では神としても祀られているために、人々の信仰さえあれば人間側に付く可能性もあるとされており、百鬼夜行衆は裏切られないために、あえて人間側に対し評判を落とすような行為をさせている。カテゴリーEX
【空亡】
詳細不明、比較的新しい存在であるようで、太陽のような姿をしている。本来は「夜明け」の概念そのものであり、それはすなわち妖魔の消滅を意味する。その声質を人間側に利用されないために危険を承知で百鬼夜行衆が従えている。概念であるために人格を持たない。なにげに妖魔を操る犬神家にとっては天敵のような存在。カテゴリーEX
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