主 2018-08-05 11:26:40 |
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>雨宮 夕嵐
「そうね、科学者にはなったし。なら、手始めに妖魔を滅ぼしきるための殺戮マシーンに知識を叩き込むわ。情報だけじゃなく外も見て欲しいの。次に」
(正面を向いたまま、光の軌道計算をしながら快晴が落ちつくように抱きながら叶えたもの、これからすることを言うが答えになって無いため首を振って)
「人類自身が守るための力を継承させる人になりたい。血ではなく教えを。人類が我々五大家を必要としなくなる程に力を付けてくれたら。五大家がトップとなって組織するのではなく、そうではない者が組織の長となる封印せずとも滅ぼすことができる者が我々の家以外から輩出されればいい」
(熱く語り始める。五大家からいつか人類が卒業せねばならないと、それでいて高揚した様子も無くて)
「無論、他の人間を巻き込まないために我らがいること。それはわかっているわ。退魔師を輩出しやすいのは五大家なのだから。それが実現するのはわたしたちが生きてる時よりもずっと先になるわね。少なくともわたしは生きていないわ」
(どこか覚悟を決めた顔で空を見る。時々光が頬に当たって顔が照らされては陰をつくり)
「我々はゆりかごなのよ。人類が力を付けるまでの」
(赤ん坊の快晴を抱えて、ゆりかごのように規則的にそれでいて苦痛にならない程度に緩急つけて揺れ始め)
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