主 2018-07-25 11:44:36 ID:a9f5f808e |
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>45 マリローゼ
あー、もう、気が散るな。用がないんなら……
「伝令!大規模な魔人の集団を確認したとのこと!出撃命令です!」
(苛立たしげに立ち上がるといきなり落とされたことに不満そうな自分のパートナーを無視して相手に詰め寄ろうとした時一人の騎士が馬のような姿の地竜にまたがって駆け寄ってきた。すばやく降りて敬礼をすると上記の伝令を伝えて忙しそうに他に伝令先へと向かって行った。
……チッ、行くぞ。
「はいはい。わかってますよ。」
お前もさっさと準備しとけよ。規模によっちゃあ氷雪騎士団(オレら)だけじゃ手に追えねぇだろうからな。
「それでは、後ほど」
(パートナーの角に洗濯物のようにかけていたジャケットを羽織ると龍に跨がり鎧が置かれている兵舎の方へと飛んでいき
>47 ウタカタ
あぁ?ぐぇ…
「落ち着いてください。」
(あっさりと挑発に引っかかり立ち上がろうとしたのを、上に乗っかっていた龍が力を込めて押さえつける。
「私はともかく、頭に血が上った主は手加減が効きません。あなた方の実力を侮るわけではありませんが、万が一つ、我が主があなたの龍を勢い余って殺してしまう可能性がある以上、我が主を魔人にしないためにも、ここは引いてください。」
(踏みつけられた足元からなにやら「離せ」「手加減くらい出来るわ」などと聞こえるがそれを無視して龍は淡々と断リを入れる。そんな時何やら慌てた様子でこちらに駆け寄ってくる伝令兵の姿を確認する
「それに、どうやら退屈しないで済みそうですし。」
「伝令!大規模な魔人の群れが確認されました!各騎士団には出撃命令が下されています!」
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