（　　こじんようりすと。　 ）

　
　
　
大倶利伽羅様！こちらでお会いするのは初めてでございますねえ！（　尻尾ゆらゆら　）───いやはや、それは買いかぶりというものですよう。こんのすけはその様に礼を言われるような事などしておりません。寧ろ大倶利伽羅様や太鼓鐘様のように人を思いやる言葉は管狐にはやや難しゅうございますので、とても勉強になりました（　尻尾ぴんっ　）───ええ、ええ。そういえば、髭切様にお伝えしましたよう。「 伊達の子はお人好しだねぇ。──でも、ありがとう 」 とだけ仰っておりました。心動かされたのが恥ずかしかったのでしょうねえ、足早に去られたましたよう。弟君の元で存分に桜を咲かせるのでしょう。（　後ろ足で首元かしかしかし／誰かの花弁ひらり　）

ややっ！醤油をですか！何やら贅沢ですねえ（　そわそわとどこからか醤油取り出し／はぐー　）───！なんと美味な！甘く煮たお揚げも良いですが、こうして濃い味のものも大変良うございますねえ！（　勢い付いてぱくぱくと皿に盛られた揚げに食いつき　）───っは！98階は本当に捗りますよねえ（　←　）99階も行っていない事は無いのですが…高速槍が。（　むむ　）


──ややっ！太鼓鐘様もお越しくださったのですねえ！ふふふ、よいでしょう、この毛並み！まだ少し暑いですがこんのすけは冬毛になったのですよう！（　もっふぁ／←　）ええ、この場はあちらで話すには難しいこと等話すのに使っていただいて問題ありません！……と、貴方様は本当にお優しい方ですねえ。大丈夫ですよう、こんのすけは政府よりきちんと給金（　お揚げ　）が出るうちは頑張りますゆえ！（　←　）


さて、最後に髭切様より乱様へ伝言を申し使っております。そして、こんのすけより１つお伝えしたい事がございます。…まず、髭切様より「 落ち着いたようでよかったよ。僕は特に何もしていないけど他の子の言葉が届いたのなら重畳さ。──それじゃあ本題に移らせてもらうね。僕への返しの事だけど、不要だよ。元々僕や眼帯の子は他人の内々事情に口を挟む事は無くてね。君からの返しがあったとしてもそこに僕が言葉を残すとは限らない。君の場所は君の好きなように使っていいんだよ 」──との事です。
そして、落ち着いた所に水を差すようで大変申し訳なく思うのですが───、少しだけこの場や、乱様だけの場所を仄めかすような言葉があったように見えました。こんのすけのことは特に隠すことでもございませんので、そのまま「 こんのすけへの返事 」等で表現して頂きたく存じます。……やはり恋愛禁止にしていることもあり、あの場以外で交流があると匂わせてしまうのは如何なものかと……。さて、些か らしくない話になってしまいましたが、これに対する反応は不要ですゆえ、これからも気にせずこんのすけや燭台切様をよろしくお願い致しますねえ！念を押すようで申し訳ありませんが、こんのすけは特に何も思っておりませんのでくれぐれも気を病まれませんよう。（　尻尾ぴん！　）