魔法使い 2018-07-08 20:11:25 |
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…そうか。君が思い出のままにしておいていいと言うならそうしよう。…君は過去に固執しないんだな、僕と違って
(会いに行ける手段があるのにそれを使わない相手に意外そうな顔を浮かべた。同時にリーシェがその人物にあてる信頼に少しつっかかりを覚える。それを飲み込んで、相手の考えを尊重し手を出さないと返した。もし自分が彼女と会えるためならばあらゆる手段を使うのにと内心思う。彼女の教えに従い1人生き続けてきたことを教えたい。だがそれは叶わぬ願いだと知っていた)
リーシェ…?____そうだな、少なくとも執事としての仕事ができる限りは、お前を追い出すことはないだろう
(相手が口にした言葉に目を丸くする。いとも簡単には口にした言葉はディラにとっては幸福な言葉以外に何物でもない。1人孤高でも生きていけると自負していたが相手と出会ってその考えは大きく変わってしまった。願わくば彼にはまだここにいてほしい。憎まれ口を叩きながら悪どい笑みをうかべる。しかし相手の言葉を喜ぶ自分が確かに存在した)
(/いえいえこちらこそ返信遅かったので…気になさらないで下さい!)
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