魔法使い 2018-07-08 20:11:25 |
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世話になった人…あぁ、いたいた。丁度死んだ息子と同じくらいだっていって可愛がってくれた人がいたな。
(十数年前の話だが、1人の男性が可愛がってくれた思い出がある。新しい主人に使えたばかりで周囲の人も近寄りがたくしていた時期だったが、その人はなんの気もなしに近寄って可愛がってくれた。その人から簡単な料理や洗濯の仕方、執事として仕える時のスキルを教えて貰った。そう思い出してみるとディラの師匠と同じく、あの人が自分の師匠なのだと思えた。また、親に捨てられた自分だったがもし、あの人をなんと呼ぶのかと聞かれたら今なら父親と答えられるだろう。しかも1度だけなにかのお礼に父と呼び、そこら辺に生えている小さな花を渡した時には抱きしめられて号泣されたことを思い出した。)
って言っても、俺がその主人に売られて家を離れて以来会ってないけどなー。
(その家にいたのは確か4.5年だった気がする。ディラよりは長い年月だったが、体感してみると短いような速さだった。あの家でもほかの家でも辛いことは多くあったが一番幸せな時をあげるとしたらその家での記憶だろう。あの大きな手で撫でられるのは嫌いではなかったし、あの人に名前を呼ばれると嬉しかったのだ。あの人は今元気にしているかな、と少し思ったりもした。)
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