うん、ちょっとね。 (何気無しに問うた言葉へ肯定的な返答と表情を見れば自身の勘が当たり、逆に同じ様な質問を此方にも聞き返されると苦笑しながら頷いて。以前までは部屋に閉じ籠り毎晩の様に泣いては泣き疲れて気が付くと朝を迎えている事も多かったが、最近は寝るとあの時の夢を頻繁に見てしまうため中々眠れずにいて。再び夜空に視線を戻せば"綺麗だね、星。"と月並みな科白でそう呟いて)