鶴丸国永 2018-07-04 01:14:24 |
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(誰かが自身の名前を呼んだ気がして、それに応えようと目を開けばそこにはこの本丸の主である審神者と近侍の姿。こちらに向ける視線は何処か懐かしんでいるような、そんな気がするが此方としては出逢ったことなど一度も無いはずだと感じながらも挨拶をした後に、近侍から簡単にこの本丸での生活や刀剣男士の目的などを聞けば“最後に会わせたい者がいる”と言われ、その言葉に違和感を感じながらも大人しくついて行き。いくつかの部屋の前を通り、前を歩いていた近侍が立ち止まったと思えばどうやらこの部屋の者に会わせたかったようで、襖越しに何かを伝え合えば“俺の用件は済んだ。あとは好きに過ごせばいい”とだけ告げられその場に残されて。小さく開けられた襖を覗けば、そこには隻眼で全身黒の服を着た者の姿。此方が挨拶をするよりも前に先程の者と同じような、何処か懐かしむように告げられた言葉に苦笑浮かべて)
…あー、すまないが俺は君の事を知らないんだ。何処かで会ったことがあるのかい?
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