…僕が部屋まで一緒に行くから無理はしないで。こういう時は誰かを頼ってもいいんだよ。 (手で涙を拭った後、眼前に入った痛々しい傷を目にすると正直とても辛く悲しそうな表情で手当てが施される所を見て。無事に手入れが終わると、目の前で緩慢な動作で立ち上がるもよろめきバランスを崩した様子を見るや否や咄嗟に助けに入り身体を支えて。心配そうな声で彼の顔を見て目を合わせるとそう言葉を掛けて)