鶴丸国永 2018-07-04 01:14:24 |
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…鶴さん、ありがとう。僕の話を聞いてくれて。…そろそろ朝餉の準備をしなきゃ。
(こうして誰かに自身の胸の内を明かしたのは、あまり無かった気がして相手に話した事で何かが変わる訳でも無いものの、聞き手に回って親身に対応してくれたお陰で心なしか少しだけ気が楽になったように感じて。最後まで話を聞いてくれた相手へ感謝の言葉を伝えては、ふと壁掛けの時計を見遣ると朝餉の用意をする時間を少し過ぎた位で涙を指で拭えば布団を直して。その次に着替え始めると終えた後に姿見の前に立てば朝から泣き過ぎた事で目が真っ赤になっており、今の僕は格好悪いなぁと思わず苦笑を浮かべるも右目に眼帯をしては昨日洗濯しておいた和装を両手で持ち。静かに襖を開けて"あ、鶴さん。この着物、昨日の内に洗濯しておいたんだ。返すのが遅くなってごめんね"と両手で渡して)
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