光坊、ありがとな。助かった (真っ暗な廊下を歩みつつ、夜風が吹けば火照った頬が冷めていく感覚に目を細めて。しばらくして自室に来ると部屋の前で彼から離れてはここまで来れたのは彼のお陰以外の何物でもないので礼を述べたあとにぽんっと頭を撫でてやり笑えば自室へと入って。備え付けられている布団を敷いてはそのままぼふりと寝転がってすぐに眠りについて)