鶴丸国永 2018-07-04 01:14:24 |
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(風呂で火照った身体を冷ますのも兼ねて、一度自室に戻れば襖を開け放ち風を通すようにして。梅雨の時期の風はどうも湿っていて涼しいとは思えないが、それでも気休め程度にはなるようで。窓からぼんやりと中庭を眺めつつ、遠くから聞こえる恐らく遠征や出陣から戻ってきたであろう者達の足音や声に耳を傾けていて。先程まで夕焼けに染まっていた空も暗くなり、それに連れて何処からかいい匂いがしてきたと同時に腹が鳴っては首を傾げ。これは何だ、と思いながら立ち上がれば腹をさすりつつ廊下を歩き匂いのする方へと向かっていき)
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