鶴丸国永 2018-07-04 01:14:24 |
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(この季節は梅雨入りしたこともあって雨が止んだり降ったりとしているため、外は湿気が多く非常に過ごしにくく。ジメジメとした蒸し暑さの中ゆったりとした足取りで中庭の方向に向かって歩いては、花壇に色鮮やかで綺麗な花々が植えられており。足を止めるとこの時期にピッタリの紫陽花も咲いていて雨に濡れて雫が滴り落ち、いつ見ても綺麗だなぁと思いながら自身にとって紫陽花は彼との思い出の一つ。あの時の折れる前に交わした約束はちゃんと守って希望通りにこの花壇の――紫陽花の近くに埋めてあり。おもむろにその場にしゃがみ込んで"……国永さん"と二人きりの時に呼んでいた名前を無意識の内に口から漏れて)
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