(あれから時間が流れてゆき、段々と外は陽が傾き始め空を夕焼け色に染めて風邪を引いたせいもあってぐっすりと熟睡していた様で目を覚まし。薬を飲んだ事で多少身体の怠さや気分の悪さなど和らいだ気がして、一日の半分を布団の上で過ごしていたため仕方ないものの節々が痛いのか緩慢な動作で上体を起こすと小さく欠伸を洩らし。壁掛け時計を見遣ると時刻は夕方を差しており"もうこんな時間なんだ…。ちょっと寝すぎたなぁ"と呟いて)