(その言葉に従うように大人しく首元まで被った布団の中に居れば、やはり風邪を引くと普段から本丸内の掃除や洗濯等といった事を自ら率先して動いていた故に体調を崩したせいで何も出来ず暇を持て余して。自身に出来る事は一刻も早く風邪を治して皆を安心させる事で、段々と熱が高くなっているのもあって辛さは増していく一方。ぼんやりとどこか一点を見つめていると部屋の襖が開いた音が聞こえ"おかえり、鶴さん"と顔をそちらに向けて)