ああ、ちょっと待っててくれ (壁に凭れるようにして少し離れた所から彼を見ているともぞもぞと動いたと思えば咳をしだしてすぐに近くへと寄れば目を覚ましたようで。緩慢な動きで体を起こす際に彼の背に手を添え手伝ってやると服越しにも熱を感じるほど彼の体温が上がっているのがわかり。一度汗を拭いたほうがいいだろうと思っているとどうやら喉が渇いたようで水が欲しいことを言われるとコップへと水を注ぎ彼に手渡して)