(出逢った事がない、それは自身の記憶を辿るに間違いはないはずだが彼の表情を見る限り何かマズイことを言ったのではないかと思い。そんな思考を遮るかのように何かが落ちた音がして、音のした方を見れば写真入れが落ちており屈んでそれを取り“おい、大丈夫かい?…これ、”そこに写っていたのは自身と瓜二つの白い衣装を身に纏う者の姿。これは何だ、と言わんばかりの表情で彼を見ては) …何で、俺がいるんだ?