主 2018-06-21 18:31:07 |
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>>038 / 雫目
…貴方には関係のないことだよ。 ( 先程の出来事を思い返しながら血が付着していた掌を眺め、やはり吸血されて死んだと思っていた元人間が生き返る瞬間は幾度見ても良い気持ちにはなれない、と考えながら見える景色全てを見たくないかのように瞳を伏せた___その時。いつの間にか背後にいたのか掛けられた声に振り向きもせず瞳を閉じたまま問い掛けられた質問へ冷静に答を返し、ゆっくりと瞳を開け振り向き相手を視界に捉え。すると口直しにと差し出された瓶に視線を移し中に揺れる鮮やかな赤色の液体を見つめ暫し見つめるもゆらりと視線を相手の顔へ戻せば「必要ないよ。」と一言返し。同族である混血種の血液は確かに不味かったが口直しする程不味くはなく、それに既に先程の吸血により喉の渇きは微々たるものだがなくなったし混血種の血を吸血したからといって身体に影響はないだろう。 )
>>040 / 六条
…今晩は。 ( 先程の現場から此処へ来たもののどうやら先約がいたらしく通話をしていたみたいで通話を終了した相手を見て何とも言えない罪悪感が湧き出てくるも一時的な物でありひらりと揺れる掌と陽気な声を聞いては罪悪感も消え去り。私服姿だが陽気に挨拶をするくらいだ、きっと白服だろうと考えていれば相手は掛けていたサングラスの片方を上へと上げ鮮やかな赤色をした瞳を此方に見せ、白服だと確信を持ち。すると穏やかな口調で労いの言葉を掛けられては無視するわけにはいかないと「少しだけ油断しただけだよ。」と返し、転落防止用のフェンスへと背を預け治りつつある肩の傷を気にし触るとやはり小さな痛みが走り若干眉を寄せ。 )
>>041 / 桔梗
…、ありがとう。 ( 噛まれる寸前、急に現れた先程の相手は一瞬にして吸血鬼を倒してしまい身体を起こし静かになった辺りを見渡せば吸血鬼の残骸が転がっていて。余りにも一瞬だった為か脳内が状況に追い付いていけず呆然と座り込んだまま相手を見つめ、ハッと意識を戻せば小さな声で告げ。立ち上がろうと掌を地面につけたとき、小さな痛みが走り掌を見つめれば結構擦りむけており、先程もがいたときに擦っていたのだろうと考え。先程から眉をしかめている相手を見据え、きっとこの匂いさえも相手にとっては気分を害する材料になるのだろうと、気遣う事はないのに人間だった名残からか自然と相手の気持ちを考えて行動する癖が出てしまい、普段着であるズボンへと掌を押し付け痛みを我慢しつつ止血しようとし。 )
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