匿名アンドロイド 2018-06-15 16:20:22 |
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あ、ああ、ご苦労。
(次々に積み上げられていく物を尻目に頭を抱える。積み上げるのをやめろと言ってしまえればよかったのだろうが、これまで予想の斜め上の行動しかしていない彼女を止めたところで、また別の問題が発生するような気がして、ハラハラしながら終ぞ言い出せないままに彼女の分別が終わったようで。ひとまず何も壊されてはいないようだが、絶妙なバランスを保つ塔たちを見てひくりと喉を引きつらせる。しかしながら指示通りの行動をした彼女に苦言を呈するわけにもいかずゴホンと咳払いをして労いの言葉をかけ。次いで、今は何時かと問われれば部屋の時計へと視線を移す。もうすぐで12時、丁度ランチタイムだ。少々小腹が空いたような気がするが、あいにく食事を取る気分にはなれない。彼女に料理ができるのかという疑念もある。というより、いつもデリバリーか外食で済ませているため、そもそも此処に食材はロクに置いていない)
いや、食事は作らなくていい。
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