Welcome to MARVEL ACADEMY！( 学園パロ / 初心者歓迎 / 3L )

>>116 スー
私の所属は科学部だ。静かに検証実験ができると思ったんたがトラブルメーカーが多くてね…あまり行っていない。ジェーンとダーシー…あぁ、彼女たちか。彼女たちの研究なら君の興味にあうかもしれない。宇宙工学とは少し違うが…彼女達が残した惑星直列の調査報告は素晴らしい。…リードか。宇宙に関する科学者で同じくらいの年のリードとなれば、リード・リチャーズだな。君は彼の仲間だったのか。ジョニーも誘うのなら彼が文句を言わないのにしないと。となると、一番簡単なのは遊園地か、ゲームセンターか…
(すんなりと話題転換に応じてくれたことに感謝しつつ所属する部活のことを聞かれるも残念ながら積極的に部活動をしている人間ではなく。相手から出た名前にしばし記憶をたどってみると雷神ソーの関係者だったことを思いだし数度頷く。一時図書館に展示されていた彼女らの報告書を読んだがよく纏められていて魔術的観点とは違う視点から書かれた惑星直列はとても読みごたえがあった。ふいにでた彼女が想う人物の名前、親しげに呼ぶ様子にすっと心に風が吹いた気がした。デザートのオレンジをフォークで突き刺し目線をそちらへ落とす。サンクタムの守護者に、そして石の守護者になった時から世界から一歩引いた立場でならないことは師匠を見ていれば明らかだったし、経験上間違いないことだ。たった一人のためにこの力は使えない…言い聞かせるように言葉を脳内で反芻する。そしてスーの口から出た人物について考えてみることにした。今まで得た情報を総合すれば思い当たる人物は一人、プレゼンテーションが下手だと噂の科学者だ。詳しく追っているわけではなかったがまさか彼も超能力を持っていたりするのだろうか。休日の行き先は彼女の弟に忖度してどうやら賑やかな場所にいくことになりそうでやれやれとため息をつき)