赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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───ふ、(ちょっとした放浪の末に赤の城に滞在して数日。適切な治療と薬草や湿布のおかげで肩口の傷はすっかり癒えた。薄っすらと縫合の痕は残っているが、月日と共に薄れていくだろう。それまでは傷跡に触れて余韻に浸るのも悪くないというもの。窓枠に頬杖をついて眼下に望む美しい庭園を眺めていたが、廊下を歩む小さな靴音を拾い、ゆるりと蒼眼を細め。小鳥が遊びに来てもいいように窓は開けたまま、個室の扉を開くと今まさにエプロンドレス姿の女性が横切るところで。人差し指を自らの口許に押し当て、囁きを落とす「レディ。忙しいところ申し訳ないんだが、一つ頼まれてくれるかな?」頷いた彼女に礼を述べ、以前食べた“ネリキリ”の味を思い返しつつ、目的地へ。なんとなく食材の目安は付いているが、流石に東洋のお菓子を一人で作り上げる自信はない。小奇麗に整頓された厨房に辿り着くと、ボウルや木べらなどの道具を戸棚から引っ張り出しながら─メイドに紹介を頼んだ、練り切りの作り方を知っていそうな─住民の到着を待ち)
(/大変…大変、ご無沙汰しております。お気楽マフィアの社畜の背後です。気付けばGWどころか夏が過ぎて秋になっていました。久方振りに纏まった時間が取れたので、前回どこまでお話させて頂いたのかなーとレスを遡ったら最後に愚息を動かしたのが去年の9月>2910で唖然としました。ちょこちょこ背後がキープのお願いに参っていただけ……。話の前後としては、失敗作アリス様に遊んでもらってジャバウォック様宅で惰眠を貪り、オウム様にお会いして公爵夫人様に「しばらく帰れないけど、お土産持ってくね」とういう体のお手紙を飛ばして、その後、ムカデ様にお薬をもらったところです。間が空きすぎてもはやロルだけでなく背後文でも補足しないといけないレベルに。時期的に(…)続きからハロウィンイベに繋げられそうかなーと思って状況説明を兼ねたロルを投下させて頂いた次第です。可能であれば公爵夫人様へのお土産件ハロウィンの手土産としてどなたかと一緒に練り切りを作れたらなぁと思いまして。料理上手なライオン様やジャック様、知識が豊富な芋虫様あたりとお話させていただければと思うのですがいかがでしょうか……?もし不備などありましたらまたロルを投下し直しますので仰ってくださいませ!)
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