ぽ 2018-05-28 00:29:23 |
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(本日の講義も終わり友達の誘いも断って軽やかにいつもの場所へと足を向ける。大きな窓ガラスが嵌め込まれたパン屋の前を通る時にガラスに映る自分をちらりと確認して、問題なしとさらに足を力を込めた。そしてたどり着く『いつもの場所』そして…愛しい人がいる場所。翔琉はその入り口にたつ。洒落た外観にそれに見合う落ち着いた店内。紳士淑女の社交場のような所謂大人な雰囲気が漂う場所だ。それは十分承知している、もう何度もここへ来ているのだから。だがらこそ、その雰囲気をぶち壊してあの人の顔を歪ませるのが最高に楽しいのだ)
こんっにっちはー!おじさん今日も元気にすかした顔してる?閑古鳥絶好調って感じだけど?
(落ち着いた閉鎖空間をぶち壊すようにバタンッと大きな音を立てて店内入り口ドアを開けると開口一番店内に響き渡る挨拶を放った。店内の雰囲気がピシリと凍る。そして常連客の間に『またあいつか』という空気が流れた。源の返事を聞くこともなくツカツカと珈琲を入れる源の真ん前にあたるカウンター席に座ると、肩肘をついて相手を見つめた。源を茶化すようなすました笑顔を浮かべながらも内心では珈琲を淹れるその姿に翔琉は心を奪われているのだった)
(/絡み文ありがとうございます!これからおじさまと言い合いしながら仲を深めていけるのがとても楽しみです…改めましてよろしくお願いします!)
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