（　bitter　：　非募　）

＿＿はい、お待ち遠さん
（ チリンと鳴ったドアベルに青年でない事を必死に神に願うも、その願いは空しく店内に響き渡った煩く調子の良い声に、来てしまったかと落胆し。ゆるりと向けた視線の先にはすました笑みを浮かべ軽やかな足取りで此方へと歩みを進める青年が。面倒臭そうに後頭部に手を回し乱暴に髪を掻いた後、相変わらずな調子でこちらをおちょくる彼の言葉に方耳を塞ぎつつ、珈琲を注文した学生のお客さんに声を掛けた。ことりとカップを丁寧に相手の前に置くと、作業を終えてしまった事によりこいつの相手をしなければならなくなったこの最悪の状況に、背を向けては面倒臭そうに顔を歪ませ。この侭無視を貫くか否か選択に迷うも、不服ではあるが客からの評判を下げる訳にはいかないと小さく舌打ちをした後、己の目の前に腰を掛けた相手に向き直り。）
…注文は。
（ あくまで己と相手は店員と客である為失礼な対応は控えるべきだと己に言い聞かせると、相手の分かりやすい挑発には乗らず、いつも通り落ち着いた表情浮かべると咳払いをしすすいだカップを拭きつつ問いかけ。意味もなく此方を見詰めてくる彼は何がしたいのだろうか、次の煽りを考えてるか否か、正直己にとってはどうでも良い事なのだが、相手の張り付けたような笑顔はどうも得意ではなく寒気がする。そんな事を考えているうちに彼の登場により居づらくなったらしい常連客の一人が金を丁度机の上に残し帰って行った。）



（ ／ 読みづらいレスで大変申し訳ないです；；とっても私の想像通りの男の子で感動しております…！私もこれからが楽しみです、よろしくお願いしますね！
背後はどろんしようと思います。何か質問などございましたらお呼び出しください！）