302号室 〆

ん、あぁもちろん俺のだけど──
("ダメか？"と尋ねる前に彼からサイズの問題を指摘されてしまいその先の言葉が続かず。どうするものかと頭を捻っていれば先日実家から送られてきた服の中に明らかにサイズを間違えて買ったと思われるスウェットが混じっていたことを思い出して)

···別に着れればなんでもいーよな？ちょっとサイズ合うか分かんねーけど持ってくるわ！



今日｢は｣、じゃなくて今日｢も｣だろーが！
(料理を並べながらにこにこ笑う彼の髪をわしゃわしゃと撫でつつ目の前にひとつ、またひとつと色鮮やかで美味しそうな皿が置かれていくのを目を見開いてじっと見つめれば)

···料理スキル高すぎじゃね？
すぐお嫁に行けそー、海。