風紀委員長 2018-05-22 20:30:25 |
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それに、ほら…気にしないお前と気にする俺だから良いバランスなんだと思うし。 ( 口角上げ ) …あんま真に受けられると、何か…あれだけど。( ぽつり )
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へぇー…あんなに上手いんだ。
(クラスも違えば当然見られる機会などほぼないに等しい授業風景。きっと決めた本人が一番気持ちがいいはずだと思いながらも、見てるこっちまで心が弾むようなシュートと嬉しそうなその表情に目を奪われていれば、見間違えかと思うほどほんの少し傾いた身体に手元から抜けていくシャーペン。直ぐ様支えられたようで心底安堵すると同時に芽生える醜い感情は、嫉妬。弾んでいた心は一気に沈んでいく。ほんの数分の間に起きている些細な出来事に左右される心情に、苦虫を潰したような表情を浮かべて顔を俯かせれば「…はっ、情緒不安定かよ…。」思わず渇いた笑みが零れてしまいそっと瞼を閉ざして。)
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