こんなことって…──そ、そっか。取り敢えず後で色々聞こう……って、あれ?鞄がない… ( 未だに信じられない様子で混乱する頭を抱え、ふと頭頂部に僅かな重みが掛かれば撫でられたことにより少しばかり気持ちが落ち着き。相手の言葉を聞き時計へ視線を移すと最終下校時刻が近いことに今更気付き、ぽつり独り言のように呟いた後自身の荷物を探すが見付からずに居て )