悪魔 2018-05-21 14:45:41 |
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(/ではでは!お待たせ致しました!!物語は途中から…また楽しくまったりと進めて参りましょう。よろしくお願いします!!、笑。)
───おっと、どうしたんですか?キスで腰が抜けてしまったのですか……まったく神父様は、とても純粋で可愛らしいお方だ。(流れるように自身の体に寄りかかった重さ、自然と抱きつく様な体制になったものの直ぐに身体を離し、何事も無かったかのような振る舞いをする相手に、恍惚な笑みを浮かべ上記を投げかけた。最初はキスで酸欠状態になりかけていた相手は、今ではキスに慣れ苦しいだけの作業が段々と甘美な刺激を受け始めたようだ。少し触る度にぴくりと反応し頬を真っ赤に染める様はまさに100億の絵画よりも美しく、目も心も同時に射抜かれてしまっていた、そっと相手の顎を持ち上げれば自身の指の爪で軽く唇の輪郭をなぞっていく。「ご馳走様でした。」影がある様な深く、甘く、相手の耳元で呟いては、そっと手を離す。…珈琲ですね!分かりました。切り替えるように明るい声で微笑めばそそくさと部屋を後にした。既に準備のすんだ部屋で、神に感謝を捧げるべく目を瞑っている神父にコトリと珈琲の入ったカップをテーブルに置く。「…今日もお仕事が沢山ありますからね…力を付けて頑張ってください!」食事を進めていくうちに、笑みを零し美味しいと言って食べてくれている相手を向かいの椅子に腰掛けて頬杖をつきながらニコニコと表情を浮かべながら眺める。嗚呼、自身の料理をこうも美味しそうに食べているこの姿は何度見ても飽きないな…。人間の真似事だが、ザックの分ともう1つ入れておいたカップをおもむろに口に運んだ、少し熱めの液体が口内へと流れていく、とくになんの味も感じないソレをゴクリと飲み込めば、無造作に其れをテーブルへと戻しなかの黒色の液体へと目線を下げて「…幸せそうに食べる貴方がとても羨ましい。」ついポロリとでた言葉にはっと口を抑えてしまった。あわあわと焦った素振りで手を忙しなく動かすと、「す、すいません!いきなり…貴方があまりにも美味しそうに食べていらっしゃるので……つい…。」自身は、魂や生気でしか空腹を満たす事が出来ない、人間の美味しそうに食べるその姿は、不覚にも羨ましいと思ってしまったのだった。)
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