主 2018-05-13 09:09:43 |
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【ゼシス】「そうだね、着てるものも全然違うし、武器の形も俺達の国のものとは似てるようで似てないっていうか…」
(ゼシスは街ゆく人々の格好や持っているものを眺めていて。服装は自分達のものと違い前が開けるようになっていたり、細く反った刀や、穂先が十文字に分かれた槍といった武器の形状を興味深そうに観察して)
「あれは…何だろう、武器持った人が集まってるし戦いの依頼か何かかな…スズハ、読んでもらっていいか?」
(そう言うとスズハは背伸びをし掲示板を見て……)
【スズハ】「アレは…武芸大会の告知でござるな。この国の大名…謂わば地方を納める領主でござる、その領主が三日後の正午から武芸大会を開くから、腕に覚えがあるものは集まれ!と、まぁそう言った内容でござる。良い成績を残せば職のない武芸者なら召し抱えて貰えたり、道場の師範であれば自分達の流派の宣伝にもなる、武芸者にとっては名を上げる絶好の機会というわけでござるよ」
【ゼシス】「なるほど…」
【スズハ】「しかし妙でござるなぁ…ここの領主はあまり争い事を好まぬ性格のはず。それがこのような、かなり規模の大きい武芸大会を開くとは……」
(ふぅむ…と訝しげな顔で顎に手を当てて)
【???/A】「……準備は万全か。フッ、三日後の武芸大会が我らの悲願達成のための第一歩となるわけだ…」
【???/B】「ただ、一つ懸念がある。…"すず"が帰ってきた、しかも異人の仲間を連れてな」
【???/A】「…なんだと?我が一門から破門にしたはずのあ奴が……まだ生きておったとはな、とうに死んだものだと思っていたが」
【???/C】「だからちゃんと殺しときなってあたしはあの時言ったんだよ、全く…」
【???/B】「その話はもう付いたはずだ、姐御。…同門の中で一番強かったのはアイツだ、下手に殺そうとして抵抗されれば厄介だ。何も知らせず破門にして遠ざけるのが一番だと……」
【???/C】「あーはいはい、分かってるよ、一々うるさいねえ。ま、あの子は体術忍術の出来はよかったが勉強はからっきしだったからねぇ、そうあたしらの計画に気付くなんてことも無いだろうさ。それに、一番強かったのだってもう昔の話さ。今はこの………があるからね」
【???/A】「そう、今更あ奴等問題ではない。我々が考えるべきはーー」
(/裏で温厚な大名を殺し、それに成り代わって国を乗っ取った昔のスズハの同門達がやべえこと計画してるって風にしてみました←)
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